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受け取れ! 私!

#冒頭3行選手権  
書くだけ書いて 続きが書ききらない・・・
でもこれリアルが元なので 
誰にも見向きもされなくともかけちゃうぞっと!w

ある日のことだった。
「この人すごくないですか!!!!」
私の発信にあきれ顔で見つめる人がいた。

その記事を上げた私に LINEが入ってきた。
「おまえなぁ・・・またかよ・・・。」
LINEの一つ前の記事はもうかれこれ1年近く前の日付だった。
「なんかしました? なんかありました?」
急ぎ返事を送る・・・。

「SNSの記事だよ・・・。 人のこと凄い凄いって書いてるやつ
面倒だから 電話でいい??」

この人は私を電話嫌いと思っている。
私は作業しながらしゃべるけどいいか聞いて
それでもいいというから ヘッドセットにして
パソコンから彼とつながった。

お久しぶりですの一言もないまま
相変わらず 作業しながら話するのかよと
仕事で組んでいたころの話から始まる・・・。
コーヒー飲みながら データ整備しながら
雑談していたあの日から 彼は私を器用な人だと思っていたらしい

キーボードたたきながら 違う話ができることは器用なのだろうか?
聞き流してるだけなんじゃないかと
今更 申し訳なく思う。

今は あの頃みたいにできないんだけどねって 
心の中で言いながら
急ぎ 書きたい衝動を記事にぶつけていた。

作業をしている間は昔ばなしだった。
分かっているのだろう 
サクッと終わらせられる作業さえ終わったら 
聞く体制に入ることを。

でひと段落ついたことを察した彼は

「ひとこと言わせろ! 
お前が人のこと凄いっていうのとおんなじくらい
他の人はお前を すごいと思う人がいるってこと
そろそろ自覚しろ!」

・・・・へ?

なことあるかい!と返した彼から

「お前が言うたんや。」

と静かに返された。

もうすごく前に 
彼の同期に私がそれを言ってたのを
聞いたらしい・・・。

そうだ… 
“なんでその人が凄いのかっていうことを
語れるっていうのは そのすごさをわかる体験経験をしているからだ
知らなければ すごいは すごいにならない。
そこに気づくことも凄くて それを凄いと伝えることができることも凄い”

彼は続ける
「人を凄いといい 自分を石ころと表現する。
それはそろそろ卒業したらどう?」と・・・

私が石ころだったら 砂粒 いや ほこりレベルになるやつがいる
等身大の自己評価をしなさいと・・・。
等身大で自己評価の表現をしなさいと・・・。

いや・・・石ころは石ころなんで・・・・と言いかけて
自分に この言葉 この時間 このやり取り 
受け取れ!! 私! と心の中でつぶやいた。

「ありがとうございます!
私も凄いんで すごい人見つけるし
私の周り凄い人しかいないですよね!
あなたもめちゃすごだから スキです♪」
きっととってつけたように言っている。

絶対怒るか呆れてる
わかってないだろうって返って来る…。

ちょうど 家のインターホンが鳴った。

じゃあ 誰か来たんで!とサクッと切った。
小っ恥ずかしさがそこにあって
逃げたいそう感じて…。

「この言葉 この時間 このやり取り 
受け取れ!! 私!」

居心地が悪い
なんか言い返したい 
そんなことないって否定したい気持ちが渦巻く

受け取っていいものしか 
目の前には表れないんだ!
大丈夫受け取っても 悪いことなど起こりはしないから。

受け取れ!私!

でもまだ 受け取りきれてない
ちゃうんですよ… 
そう言い返したくなる自分がまだここにいる。

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