[Shadowverse]進化軸テンポE(EAA)

初めに

 アグロに振り切るアプローチもあるが、今回は進化軸のテンポEについてだ。note執筆中に不利な狂乱V(後述する。)が増えてきて、出すか悩んだが、せっかくなので出すことにした。

本題

 アディショナル追加後に出てきた進化Eは、同時期に増加した八獄Nmとのゲームで巨象の依存度の高さから打点をカットされたり、リーサルが1ターン遅かったりで負けることが多かった。
 対八獄Nmに有利を取るために、巨象への依存度を下げつつ、他の手段で打点を稼ぐというアプローチでデッキを構築した。

構築

確定枠

採用候補

 構築する上での注意点として、「妖精の騎士・タムリン」を採用している関係上、Eフォロワーのカウントに貢献しないNフォロワーは極力採用したくない。
 各々の好みで組んで見て欲しい。

現在は以下のリストを使っている。

2023.3.1現在

 進化ターンまでの動きが他クラスより弱いので、展開系のデッキを見るために「腐食の絶命」を3枚採用している。
 ギルネリーゼ等のNフォロワーを採用していない関係上、ライフゲイン手段が乏しく狂乱Vや武装Dには不利寄りとなっている。

マリガン

基本キープ
アクアフェアリー、未来への導き-①
ブルメリア、ノワリス、巨象
セットキープ
①+舎弟頭
後攻時
ノワリス+ブロッサムルナール
例外
W,B以外は「腐食の絶命」

基本展開

 ここでは、頻出する展開パターンをいくつか取り上げる。

舎弟+1コスト×2+レーネ

進化3回、2ドロー。

シャイニングヴァルキリー進化(プルメリア効果付与済み)

進化2回、7打点+α(フェアリーの枚数)。
アディショナルで追加された最も手軽に打点が出せる動き。

進化済フォロワー+ブロッサムルナール

進化2回。
序盤に高スタッツを並べつつ、盤面処理が出来る。

ピアシィ+舎弟頭+1コスト+レーネ

進化3回、6点AOE、顔3点、2ドロー。
雑に強い。

立ち回り

  • 基本的にフェアリーは雑に切らず、ノワリスのバフや舎弟頭と使う。
    ハンドが溢れそうな時や、序盤のボードの取り合いには切る。

  • 序盤の動きが他クラスと比べて、かなり弱いので、展開系デッキとのゲームは「腐食の絶命」の有無による影響が大きい。

対八獄Nm

有利。
巨象に依存していないので、様々な角度から打点が出せる。

  • 序盤は「勇気の少年・カシム」などの横処理札が構築の制約上少ないので、展開が通りやすい。

  • 4t以降は「溶鉄の腹心」のエンハンス効果で2点AOEが飛んでくるのでタフネス3が一定の基準となる。

展開例

後攻4t目にノワリス+ルナールの展開をできると、相手が「機鋒の咎人・カットスロート」だけでは盤面を処理できないので「万物の目撃者・ジュディス」等があれば無理矢理吐かせられる。エンハンス4「溶鉄の腹心」+「機鋒の咎人・カットスロート」の場合は処理しきれない。
なお、それまでに「溶鉄の腹心」が出てきていた場合、2枚目が手札に無い可能性があるので、フェアリーを展開した方が良い。

対狂乱V

不利。
差し切ることもあるが、順当に回られると基本負ける。
(構築やプレイングでどうにかなっている人は教えて欲しい。)

  • ノワリスの効果を付与したフェアリーが相手の自傷を補助してしまうので、付与したフェアリーは盤面に残さずターンを返したり、相手が自傷に利用すると逆リーサルが取れる状態にしたりといった工夫が必要。

  • プルメリアは貴重なドレイン持ちなので、疾走付与目的で雑に切らずに基本ライフゲインに使う意識を持つ。

展開例

「紅き血の女王・ヴァンピィ」が裏目だが、「ハウリングデーモン」への対策として、相手の5t目にタフネス6以上を立てること(後攻ならノワリス+ルナール等)を推奨する。

最後に

 狂乱Vと武装D以外には5分以上は付いていると思われるので、JCGダブルス等に出る人は使ってみてはどうでしょうか?
質問等はTwitterのDM・リプライ等でお願いします。
それでは。

2023.03.02 shiro*usa

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?