見出し画像

Fitbit Versa2から家電を操作する

完成イメージ

Fitbit Versa2 にボタンを表示して、タッチすると家電のON/OFFなどを行えるようにします。

画像2

使用するもの

・スマートウォッチ:Fitbit Versa2
https://www.fitbit.com/jp/versa

・Fitbitのアプリ:switchr
https://gallery.fitbit.com/ja-jp/details/0c5a68f8-0fb4-415d-abf5-a0ff7315f58d

・スマートリモコン:Nature Remo mini
https://nature.global/jp/nature-remo-mini

・連携サービス:IFTTT
https://ifttt.com/

・Webコールバック:Webhooks
https://ifttt.com/maker_webhooks

図にするとこんな感じです。

画像2

以下手順です。
※Fitbitへのswitchrのインストールや、スマートリモコンの設定は済んでいる前提で行います。

1.IFTTTでアプレットを作成する。

まずIFTTTで連携のアプレットを作成します。

画像3

「Webhooks」を検索して、トリガー「Receive a web request」を追加します。

画像4

画像5

イベント名を入力します。ここで入力したイベント名がURLの一部になるので、英字が無難です。

画像6

トリガーが作成できたら、次はアクションです。

画像7

「Nature Remo」を検索します。

画像8

アクションを選びます。今回はエアコンをONにするボタンを作成するので、「Turn on air conditioner」を選択します。

画像9

詳細設定を行います。温度や風量が設定できます。

画像10

これでIFTTTの設定は完了です。

画像11

2.WebhooksでURLを作成する。

次にURLを作成します。
https://ifttt.com/maker_webhooks を開き、「Documentation」をクリックします。

画像12

URLが発行されます。
{event} の欄に、トリガー作成時に指定したイベント名を設定します。

画像13

これでURLの作成は完了です。

3.switchrの設定を行う。

Fitbitの設定画面から、switchr の設定を行います。
「URL」に、Webhooks で作成したURLを設定します。
「Button Name」は Fitbit に表示されるボタンの表示です。

画像14

これでswitchrの設定は完了です。
同期を行うと、Fitbit側に反映されます。


問題点

これで Fitbit Versa2 での家電の操作は完璧です!と言いたいところですが、Versa2上での操作を家電に反映するには、Fitbitアプリが起動している必要があります。
どうも、iPhoneではバックグラウンド実行をONにしていても、しばらくするとアプリがスリープ状態になってしまうようで、コマンドが反映されないことがよくあります。

参考:https://community.fitbit.com/t5/iOS-App/Open-Fitbit-To-Keep-Data-Synchronized-Notification/td-p/3419207

Fitbitアプリを起動するためにiPhoneを操作するくらいなら、素直にNature Remoのアプリで家電を操作したほうがいいので、これが解消されないと正直使い物にはならないかなあ、と思います。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?