線香花火か、打ち上げ花火か
季節を先取りしすぎたようなタイトルになってしまったけれど、実は今回の記事は「老化」についての話だ。
以前知人から、世の中にはだんだん老いて死を迎える生き物と、老化をしないで最盛期にパタっと死ぬ生き物がいると聞いた。
僕ら人間はもちろん徐々に老化して死んでいくタイプの生き物だ。
しかも人間は他の生き物と比べて、寿命に対して比較的早いうちから緩やかに老化が始まる生き物なんだそうだ。
僕は歳を重ねることにあまり抵抗がない方だと思う。
なぜならその歳にはその歳なりの魅力があると思っているからだ。
もちろん健康を気遣って運動したり、食事を管理したり、小綺麗にすることはいい事だと思う。しかし無理をしてまで若くい続けたいかというと、今のところそう思ったことはない。
歳を重ねながら色々なことを経験し、老いていくのも悪くないと思っている。
しかしその一方で、老化をしないで最盛期でパタっと死ぬのにも憧れがある。
僕の頭の中では、
老化して死ぬ人生が線香花火なら、
老化せず最盛期で死ぬ人生は打ち上げ花火のようなイメージだ。
とはいえ僕はだいぶ地味なタイプなので、打ち上げ花火と言ってもホームセンターなどに売っている、ちょっとした家庭用打ち上げ花火くらいのイメージではあるけれど。
人間らしく徐々に老いていく人生を味わうのは悪くない。
しかし老いないまま人生を全力で駆け抜けるような「やりきった感」のようなものには、やはりどこか憧れを感じるのだ。
そんな憧れを感じつつ、自分の周りの人にはいきなりパタっといなくなられるよりも徐々に老いていってほしい、なんて我儘なことを考えている。
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僕がフォローしている方々からのやんわりとした助言に従い、最近こっそりちょっとだけ筋トレと、体のことを考えた食事を取るようになったことをここにご報告いたします。
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