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四月になれば彼女は

藤井風主題歌ということで公開初日に舞台挨拶中継付きを観てきました。

※ただの感想です※

正直、恋愛物語に全く興味ないので「ある種」観るのしんどいなーという気持ちでした。
もちろん観終わって泣きもしませんでした。

※「ある種」というのは山田智和監督の口癖だそうです。

私が登場人物で重なるとするなら仲野太賀さん演じるバーのマスターかな。
誰かと生きていく事を諦める覚悟したというか「気ままに見えるかも知れないけど、こっちはもう腹くくってんだよ!」みたいな。なのでこの物語の主人公たちは私のツボから全くかけ離れてるんですよね。


ただ、さすが元気さんの作品です。食らったところが1ヶ所ありました。
うろ覚えだけど、春が旅して気付いたことです。

旅は「藤代を好きだった頃の自分に会いに行く」行為だったということ。

ここは刺さりました。
なぜならそれは私の遠征や聖地巡りは「自分に会いに行く行為」だと気付かされたからです。
藤井風の聖地巡りや遠征等は掛け値なしに純粋に好きだった頃の " 自分 " に会いに行く行為だと。

トップ画像の桜のある小道は数年前の里庄町の景色。
これも同じく、そこに彼はいないけど行くことで自分と向き合えるような。。。

初めて里庄町を訪れたある春の夕日


活字読むのが苦手なので原作は読んでません。
が、しかし
筆舌に尽くしがたい繊細なところを元気さんは小説にされ、そしてそれを見事に智和監督は映像に起こされたと感じました。演者さんたちもしかり。素晴らしかったです。


先行リリースで何の偶然か私の誕生日に配信された主題歌、藤井風「満ちてゆく」
(勝手に運命感じてるwww)

余韻という言葉の例題にしてほしいほど見事なフィット感で映画のエンディングを飾ってて、曲単体で聴いていた時より、より恋愛方向に深みが増した気がしました。

(MVはMVで、1人の人生を描かれてるので智和監督はかなり魂を削られて作られたのでは?と気にかかるほどよい作品。)

森七菜さんが大阪のトークイベントで主題歌について「藤井風さんの作品への読解力が凄い!」と仰ってた意味も映画を観てよく分かりました。

大阪梅田でFM802のトークイベント

それにしても、弥生は4月1日生まれなのに名前は弥生なんだよねぇ。なんでだろ?ってずっとモヤモヤしてる。(笑)



【余談】
トークイベント。FM802の応募には外れたのですが、空いていれば見れるかな?と思い現地に15分ほど前に到着。

私「当選してないんですけど、見れますか?」
スタッフさん「約束はできませんが、空いていれば(イベント視聴のエリア内に)入れますよ」
私「ご迷惑にならないようどのあたりで待っていればいいとかありますか?」
ス「あちらが入口になりますのであちらで待たれるといいと思いますよ。」

大体こんな感じのやり取りで親切に教えて頂き、(招待エリアの後方なので見えはしないけど)トークをしっかり聞いてきました。

親切なスタッフさん、その節はありがとうございました。





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