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プレドリル00開催

プレドリル00
日程:2022年12月10日(土)
時間:11:00 - 16:00
会場:まちのベンチ
〒309-1736 茨城県笠間市八雲1丁目1−14(駐車場あり)
聴き手:白丸たくト  小松弦太  カワムラシュウイチ
参加費:500円(1ドリンク付き)

プレドリルは、作ることや作っているものについてラフに話せる開かれた場です。
どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。


プレドリルは、制作途中の作品やアイデアをあえて見せてフィードバックをもらうことで制作の循環を促していくプロジェクト「ドリル」の派生企画です。
プロジェクト「ドリル」についてはこちらから
https://drill00.localinfo.jp/pages/3459688/page_201707031318

ドリル水戸05 (22.9.14 まちのベンチにて)

今回の経緯を少し。

元々ドリルは東京を中心に展開していたプロジェクトでした。
わたしが初めてそれを見に行ったのは2020年2月2日、ちょうどあのダイヤモンドプリンセス号が横浜港に帰港する1日前のこと。
ドリルの立ち上げ人であるカワムラさんとはそれ以前に一度お話したことがあって、そこで彼のプロジェクトに興味を持ち、自分でも参加したいできたら嬉しいとりあえず下見しに行ってみよう!と軽い気持ちで見に行ったイベントがまさか、マスクを付けずに行った最後の催しになるとは思いもせず。

それから小心者のわたしは水戸の自宅からは一歩も出られなくなり、まして東京なんてもっての外、自分の世界に閉じこもってそれなりに楽しく毎日を過ごしていました。

それから半年ほど過ぎたころに、この状況下でもドリルをやってみようという動きが東京のメンバー間であり、わたしはそれに参加するか否か迷っていたのですが、いや待て、水戸でもできるんではないかこれ?と思い立ち、わたしの周りで活動している方々に声をかけたことがきっかけでドリル水戸がゆるやかに始まっていきました。
場所はわたしの自宅。古家一戸建て。東京と水戸の同時開催という形でドリル07は開かれました。

襖は倉庫に投げ入れた

イベント当日、炎天下の中、泣きっ面で片付けをし、庭の雑草を抜いていたことを思い出します。あの時期自宅を解放してまで催しを開いた人ってあんまりいないんじゃないかなと思うんですが、それくらい切羽詰まっていた、表現の場を求めていたところがあったんだと思います。

2日間のプログラムを終えて、参加してくれた人、お客さんと縁側に座って、夏の夜の涼みを感じながら、七輪で魚とか肉を焼いて、庭で取れたトマトで味噌汁をつくって、炊き立てのご飯で食べる。しばらく忘れていた人のあたたかみのせいなのか、2日間の集中か、地に足がついてないかんじをよく覚えています。そうやってドリル水戸は始まりました。

火おこし隊長視点

そうやって回は重なり、参加者も少しずつ増えたり減ったり場所を変えたりしながら、お陰さまでここ2年ほどやってきたこの水戸での催しですが、やっぱりみんな集まるのって大変なんだなあとここしばらく感じていまして、あくまで自分は参加者という立ち位置を貫いてきたのですが、今一度、あのオルタナティブな感じをやってみたいなあということで、今回ドリルの派生企画という形で自主的にプレドリルを開いてみようと思い立ったわけです

2019年の水戸芸術館で発足した聴く部、これは音に限らず、人の話や街や風景とか、広い意味で聴くという行為を捉えてみようみたいな部活動を立ち上げたんですが、それにも繋がっているところがあって、普段のドリルでは参加者を決めてばっちり2日間ディスカッションをするのですが、今回はお客さんの話を聴きたいなーという気持ちがあって、日々つくってはいるけど人に見せる機会ってなかなかないと思うんですよ、いざ見せるってなると、場所を用意してお金をかけて準備して、、となかなかハードルが高い。そのへんをもっとラフに話せる場っていうのをドリルを通じて作れたらいいなと思って、飛び込み歓迎冷やかし歓迎というかんじで、どうなるかわかりませんが、とりあえずやってみようという感じです。

今年の夏にドリル水戸05の会場として使わせていただいた友部にある"まちのベンチ"さん、この場所の風通しの良さに押されて今回企画したっていうのもあって、カウンターでお茶は飲めるわ、座敷はあるわ、展示もできて、卓球もできて、子供たちの学べる場でもあって、、、どんな人でも居ていいような、そんな懐の深さに甘えて、今回のお話をさせてもらいました。感謝!

聴き手として、笠間で陶芸をやっててこれまでのドリル水戸にも続けて参加してくれている小松弦太くん、そしてドリルの立ち上げ人でもあるカワムラシュウイチさん(遂に!)、そして白丸でお送りします。わたしもいま作ってるのを持っていきますんで、普通に話だけ聞かせて!という方もぜひ。

わくわくと。

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