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”ありがとう”の言葉で人と人を繋ぐ仕事。
私の仕事って何やろう?
そう問われると、「医療用の包帯でパンツを作っている」となる。
でも、本当にこの説明通りなんだろうか?
行為そのものはパンツを作って販売をしているってことになる。
けど、そこには多くの人が介在する。
それはどの商売も同じだ。
そこで、視点を少しずらしてみる。
私の所に来る話の大半が同じベクトルを向いている。
「包帯でパンツを作った変なオッサンがいるから会ってみたい」
もちろん商品にも興味はあるが、
それを発想したオッサンがどんなオッサンなのか知りたい、となる。
人間に興味が移っている。
発信は「包帯パンツ」という商品だったが、
その興味は「人」に移っている。
「作っている人の顔が見える商品」を目指しているので、
それはそれである意味良い結果ではあるんですが、
本当はUNIQLOのヒートテックみたいに商品が馬鹿売れしてほしいのですが。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1652487186852-FyBoKDtTmR.png?width=1200)
包帯パンツは図のように大きく分けて4つの人物ゾーンに分かれています。
開発、流通、販促、顧客。
それぞれに「人」が介在してます。
そして、その「人」に「言葉」がプラスされていきます。
人の言葉に尾ひれがついて、どんどん広がっていきます。
「どんなオッサンか?」
「変なオッサンちゃうか?」
「まともな人やったら、こんな発想できないよ」
いろんな噂話で人物像が描かれる。
そして、そんな人間に興味がある人は、
大抵その人自身もどこか風変わりなところがある。
何故なら潜在的にそういう人は同志を求めているからです。
上の図の点を人に変えたらどうなるでしょう?
・商品企画をする人
・PRをする人
・アスリート
・百貨店で販売する人
この人たちが、知り合う事が無い環境の人が「包帯パンツ」が生まれたことで人と人が繋がっていったんです。
で、我々は作りての顔が見える商品を目指しているので、どんどん人を紹介していくんです。
すると、関わっている人、全員が同じ顔をして笑顔で言う言葉があります。
「ありがとう」
・企画してくれてありがとう
・PRしてくれてありがとう
・使ってくれてありがとう
・販売してくれてありがとう
商品というのは、もちろん使ってなんぼの世界です。
でも、少し視点を変えるだけで人と人が繋がる大切なツールになるんです。
・美味しい料理を提供してくれる店
・遠い距離を繋いで運んでくれる電車
・オンラインショップで頼むだけで運んでくれる運送業者
全ての仕事が結局人と人が繋がっていくツールになるんです。
そう考えると、
人が介在する仕事って結果は「ありがとう」なんですよね。
人が介在する事によって、その人の気配り、配慮、いろんな気持ちが
一緒にのっかってきます。
届いたとき、手にしたとき、「ありがとう」って声をかけてあげましょう。
その声は必ず介在した人全てに届くと思います。
今、どこでもクレーマーって存在しています。
でも、この人が介在していたら、クレーム言う前にその商品をきちんと見てほしいものです。
もちろん、不良品もあるので、クレームが悪いというわけではありません。
企業のよっては儲け主義の会社もあるので、全てが同じと言うわけではありませんが、
でも、それでもほとんどの会社は真面目にモノ創りをしていると思います。まずは「ありがとう」で迎えてあげたいと思います。
「ありがとう」
伝えましょう!
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