見出し画像

ブドウハゼ のルーツをめぐるツアーに参加しました‼ 前編

先日、「ブドウハゼ」のルーツをめぐるツアーに参加してきました。
和ろうそくの原料でもあるハゼロウは、和歌山県では昔からブドウハゼの生産・製蝋が盛んに行われていたそうですが、ハゼロウに代わる工業製品の台頭とともに需要が低下し、製蝋所・生産農家も減少しています・・・
しかし、医療品や化粧品の軟膏基材として海外では人気が高く、近年はSDGsの観点から和ろうそくと併せて原料のハゼロウも再注目されています。

今回のツアーでは、1日目に県内唯一の製蝋所である吉田製蝋所さんを見学し、ブドウハゼ再興の取り組みをされているTeam ZENKICHIさんを訪問。
2日目にはアロマテラピストとしてご活躍の健康のこと研究所 midi 木田順子さんと、有田川町でスパを営むKerikeri土田清香さんの ハゼロウに関するワークショップも体験しました。

吉田製蝋所

5代目当主の吉田さんに製蝋所を案内していただきました。
大正時代から続く吉田製蝋所さん。製蝋する機械も当時のままだそうで、昨年6月の水害も乗り越えて続けていらっしゃいます。

和歌山県では良質のブドウハゼの実が採れるそうで、吉田さんは収穫された実を1年以上ハゼ蔵で寝かせてから製蝋するそうです。

ブドウハゼの実は大粒! 昔は蔵の天井までいっぱいになるくらいハゼがあったとか
ハゼの実を枝から外して臼で細かくつぶします
つぶしたハゼの実をボイラーの蒸気で熱してロウ(油脂)を溶かします


注目すべきはこの圧搾機。

創業当時からの玉締め圧搾機 2機とも現役です!

“玉締め圧搾”する機械だそうで、今でも玉締圧搾機でしぼっているのは日本でここ吉田製蝋所さんが唯一とのこと。

溶かしたロウを濾して型に流し入れます
冷えて固まったロウは綺麗な薄黄緑色のモクロウに!


ものすごく手間ひまかけて作られるハゼロウ。
まさに和歌山の、日本の宝! 
吉田製蝋所さん、後継者の予定は無いとのことでしたが・・・絶やすのはあまりにもったいない!次の世代に伝え継続する方法がないか、私たちもその一助で何かできることはないだろうか・・・と強く思いました。


参加者の皆さまと吉田さんご夫妻とともに


次回は、ブドウハゼの生産再興の取り組みをされているTeam ZENKICHIさんと2日目のワークショップについても投稿します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?