皐月賞回顧(君を見守りたい)【めざせ生涯回収率100%超え】


1着  ⑬ジャスティンミラノ(2番人気)
2着  ⑫コスモキュランダ(7番人気)
3着  ⑧ジャンタルマンタル(3番人気)

◎  3着(3番人気)
○  2着(7番人気)
▲  発走除外

いつもギリギリで予想を決めるでお馴染みの白猫ですが、この皐月賞、実は何ヵ月も前から心に決めた本命がいました。

◎ジャンタルマンタル。言わずと知れた朝日杯FSの勝馬で2023年の最優秀2歳牡馬。新馬戦から大人びた走りをしていた彼。2戦目のデイリー杯2歳Sでは、1枠2番から好スタートを切って、逃げ馬の後ろのポジションを楽々確保したのも束の間、気がつけば斜め前からも横からも後ろからもピッタリふたをされてしまって四面楚歌状態でレースを進めるハメになってしまい、あー、これは厳しい……という展開に。
ところが直線に入り、逃げ馬がラチ沿いから離れた一瞬の隙を突いて加速。慌ててラチ沿いをに戻ろうとするも彼の気迫に圧され、逃げ馬は進路を開くハメに。それが残り200m地点での出来事で、そこからゴールまでの間で2着馬を2馬身突き放しての快勝!
正直、このレース当日は選んでいた穴馬のことばかり追いかけてレース観戦していたし、1番人気の馬には興味がなかったので、ジャンタルマンタルの強さには気づいていませんでした😅

そして迎えた朝日杯FS。この時も2枠3番から好スタート、道中は中段の内ラチ沿いで脚をため、3~4コーナーで動いて番手をあげ、直線で抜け出し1馬身1/4差をつける横綱相撲!3戦3勝でGⅠを最優秀2歳牡馬を獲得しました。

年が明け、2月に共同通信杯に出てきたジャンタルマンタル。この時点で彼には不安点が多く上がっていました。「初めての左回り」「初輸送」「高速馬場への適正」「瞬発力勝負になったら?」「初めての外枠」
このレース、2着に敗れはしましたが上記不安点を一掃する価値ある2着でした。600m通過が37.3、1000m通過が1:02.7と超スローペースの中を折り合いを欠きながらもなんとか耐え、勝馬のジャスティンミラノとの着差は1馬身1/2でしたが上がり2位タイの32.6。このレースを見て、もし皐月賞にでてきてくれたら、本命は彼にする!と心に誓ったのでした。

さて、本命は早々に確定したものの、あと 2頭はどうしよう?金曜日までは結構悩んでいたのですが、土曜日のアーリントンCを観て、この馬達は選ばねばなるまい……と考えた3頭が

  • シンエンペラー

  • ダノンデサイル

  • コスモキュランダ

そう、あの「伝説の京都2歳S組」です。

1着    シンエンペラー→ホープフルS2着、弥              生賞2着
3着    サトノシュトラーセ→1勝C勝ち上がり
4着    ダノンデサイル→京成杯1着
5着    キープカルム→1勝C勝ち上がり
6着    ディスペランツァ→1勝C勝ち上がり
8着    コスモキュランダ→弥生賞1着
9着    ホウオウプロサンゲ→若葉S2
11着  ギャンブルルーム→1勝C勝ち上がり
12着  パワーホール→共同通信杯3着
13着  ルカランフィースト→1勝C勝ち上が                り、スプリングS3着

出走馬のその後の勝ち上がり数、ちょっと尋常じゃないですよね!その上、土曜日のアーリントンCをディスペランツァが勝利!!……うーん、こんなもの見せつけられたら、しっかり勝ち上がって皐月賞にコマを進めてきたこの3頭から選ばない訳にはいかないじゃないか!
ということでここから1頭消す作業になる訳ですが……………うん、まだ無理。明日パドック&返し馬で決めよう…。

そして日曜日…中山競馬場が大変!8Rの2勝クラスの芝2000mで1:58.2がでてる!!1000m通過は1:00.1なのに!!!これは持ち時計が速い馬を選ばなければなりません。悩んでいた3頭の中なら…コスモキュランダだけど…。鞍上もモレイラJだしなぁ。うーん、でもなぁ。京都2歳S上位2頭にすべきかなぁ…。

そして悩んでいる間にあっという間に、パドックの時間に。うん、ジャンタルマンタルはいい!大丈夫!悩む3頭の中でパドック優劣つけるなら、
    キュランダ>デサイル>シンエンペラー
なんだけど……うーん、どうしよう…。よし、最後の手段の返し馬で決めるしかない!
返し馬見てたら……コスモキュランダがダントツで素晴らしかった。中心線が一切ぶれない返し馬。ここまで皆で(誰??)キュランダを推すなら、覚悟を決めたよ!○はコスモキュランダだ!!▲はダノンデサイル!!

発走5分前にはnoteにつぶやき、レースがスタートするのを待っていました。そうしたらまさかのダノンデサイル発走除外😱残念でしたが、やっぱり典さんだなぁとも思いました。どんなに大舞台でも、少しでも気になるところがあれば進言をしてくれる。そういう所も含めて頼りにしているジョッキーです。いつもありがとう✨

そんなこともあり、発走時刻がかなり遅れてレースがスタート。大方の想定どおり逃げたのはメイショウタバル。想定外だったのはそのメイショウタバルが暴走逃げを発動したこと。前半の1000mが57.5!去年ジャックドールが大逃げした天皇賞(秋)でさえ57.7なのだから…。こうなってくると、大きく離されて見える2番手以下は程よい流れにはなってる……かな?
ジャンタルマンタルは今日もスタートを決めて、早々に2番手を行くシリウスコルトの外側という絶好位を確保。いつでも前を捉えにいける体勢で前を睨みます。
残り800m辺りから、2番手集団とメイショウタバルの差がグングン詰まり、残り600mで4馬身、4コーナーを回って残り400mでは約2馬身。コーナーを回り切って最後の直線の時点では早くもジャンタルマンタルが先頭に!後続に2馬身差をつけて坂を駆け上がる。外から猛追してくるのはジャスティンミラノとコスモキュランダ!残り100mを切ったところでもジャンタルマンタルは踏ん張る!しかし外の2頭の勢いが勝り、勝ち切ったのはジャスティンミラノ。クビ差2着にコスモキュランダ。最後の最後で力尽きてしまったジャンタルマンタルは1/2馬身差の3着………。

「全力でトライして、素晴らしいと言えるレースをしてくれたと思います。最後の1ハロンは完全に止まりましたが、気持ちで走り抜いてくれました。最優秀2歳牡馬として素晴らしい走りをしてくれていると思います。」とは川田Jのレース後のコメント。大逃げの馬からは離れた3番手とはいえ、前を捕まえるためにあのペースの中動いていき、かつ距離不安を抱えながらも、あくまでも王者として勝利をつかみにいく堂々たる姿。観ている人の感情の奥底を刺激し、奮い立たせるような走りだったと思います。
この先ジャンタルマンタルは、競馬界にその名を刻む名馬になっていくでしょう。その道程をずっと見守っていきたい。引退するその日まで、私は貴方を本命にし続けることを誓います。

皐月賞本当にお疲れ様でした。今はゆっくり休んでね。

ちなみに馬券は○―◎のワイド的中!この3重賞を奇跡的に全的中で終えることができました。馬券も当たり、素晴らしいレースも観られる。こんな幸せなことないですね。

今週はGⅠはお休みですが、また楽しみな3重賞があります。連勝を続けられるように頑張ります!それではまた!

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