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ファンへ、おれより

今からひと月前、3月27日にユレニワは渋谷WWWにて、「LAND」と題したワンマンライブを行なった。
内容はボリューム感のあるワンマンらしい長尺で、チケットはソールドアウト。それもすべてを手売りで。
バンドのキャリア史上最大キャパシティでの自主企画ということもあって、メンバーや制作スタッフ陣に限らず、ファンたちの期待や緊張も高かった。
だから伝説をつくる覚悟で挑んだ。自分なりのやり方で、のびのびと、それでも鋭く強かに!…と出だしくらいは格好つけた言い方をさせてくれ。

Photo : マチダナオ

↓SENSA/髙橋夏央氏によるLANDのライブレポート↓


上記のレポート内でも書かれている通り、このライブは1年ほど前からひっそり告知していて、少しずつ発券枚数も増え、やっとの思いで超えた壁だ。
WWW手売りソールドの壁。実に「みんなの力が必要」で、それなくして超えられようもなかった。本当に本当にありがとう。
そして壁を超えた現時点で、その「みんな」に次に何を見せたいか、何を一緒に楽しみたいのか?...正直おれは数日間、何もわからなかった。
燃え尽きてしまったのだ。ぜんぶが最高だった、やれることはぜんぶ、って。きっと何人かのファンもそう感じているんだろうと思う。本当にそう思えるくらい幸せな空間だったから。
長い目で見ればここである種「一区切り」をつけるのも選択の一つかもしれない。「第?章の開幕です!」と言って舵を取りなおすにはいいタイミングだろうね。
でも、その余熱が浸透するぬるい夢からやっと醒めた。膨大な「やることリスト」を見直していれば、燃焼しきって伸びた自分が愚かだったと思う。ぜんぜん区切ってる暇はないし、突っ走らなければいけない。(おれってば、めずらしくストイックね)

実は少し先の方に壁が見えた。
どんな壁かは言えない。何にも言えるほど立派な情報が決まっていないからね。だけど大きくて分厚い壁を、おれはたしかに確認した。
また手を繋いでほしい、またひとつになりたい!まだ緊張して、不安になって、期待し、期待され、抱えて、解き放って、そうこうして歌いたいと思っている。
小さい小さい火種がメラメラと、青い高熱になっている。トーチはちゃんと灯ったなあ!おれは自分自身が再び新たな伝説をやることを確信して、(とここまで、こういうメンタルの話をする場所はなかったので、ひとりでに)舞い上がった。

まずは6月からはじまるツアー。
過密なスケジュールで身を滅ぼしそうだ。つらいだろうな、ハッキリ言えば。でも「なんとなく回る」ツアーにするわけにいかない。
そもそも軽んじて遠征したことはないけど、今改めて、自分と自分の音楽を信じて、この足でアナログに、いちいち色んなところに行きたいと思っている。

↓ツアー各所の予約↓


次に同じく6月から再スタートする定期公演「エロス -ラバーズ編-」か。
さっき対バンが解禁されたばかりの「リュックと添い寝ごはん」。
初共演、本当に楽しみだ。
初回に呼べて良かったと今からもうウキウキするよ。

ツアーも定期公演も、本当にやれることが嬉しい。感謝している。

これから毎月ツーマンライブを企画していって、どんどんパワーを高められるんだ。わくわくする。(某サイヤ人みたいな口ぶりだけど、強敵と戦えることにわくわくする気持ち、よくわかるよ、悟空)
実は4月、たった一回「エロス」がなかっただけで寂しかった。まだ1ヶ月間のエロスロス?があるなんて。
でもしっかりとグレードアップしたラバーズ編、全身を使ってまた感じてほしいから、予約を待っています。よろしくね。

↓定期公演「エロス -ラバーズ編-vol.11」の予約↓


最後に、これからもどうぞよろしく。
みんなで強く生きましょう!頑張りましょう!
っていうのは嘘。そんな無責任なこと言うのはこわいよ。
いつも再三言うけど、そこそこに生きましょう。そしてまたどこかで会いたいね。
久しぶりのnoteはなんか、くそ真面目に書いちまったなあ。


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