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みなもと

孤独はぼくら人類の味方のはずだ
孤独なときこそ誰かの言葉が神秘的になったりする
それはただ続く日常への原動力になり
あるいは創造するための糧になり
ぼくらは簡単に、生理的に、眠ろうと思える

つまらない一人の夜を憎むのは間違いだ
反対に誰かと語らう瞬間にも孤独は伴っているし
塞ぎ込むことを一概に孤独とは言わないわけで
人との繋がりを強く感じたとき、孤独ではないと言い切ることもまた出来ない

突き放されたことそのものは孤独じゃない
集団に暮らすことが孤独との訣別ではない

何時も、ぼくらは孤独になることに恐怖するばかりではいけない
何度も、ぼくらは明日を生きるための安易な希望なんて持つ必要はない
ただ、考えなくちゃだめなんだ
不真面目になって、もっと、孤独になるのだ

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