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自由か死かの家出こそ投げやりに実行できる

たしかに無計画に家出して野垂れ死んだ人もいるだろうけど、「家出した後に野垂れ死んでも今よりはマシ!」のフェーズなんですよ。


(初日①)起床。いつでも出せるように免許証と保険証と自分の通帳・印鑑、キャッシュカードをカバンに入れておく。
保証人はもういらない時代(保証会社と契約する時代)だから一人ですべて完結させられる。安心して挑む。
金は20〜30万くらいあると安心な気がする。

(初日②)朝の10時に近場の不動産屋(ア○マンとかニッ○ョーとか)に着くよう家を出発する。Googleマップがあれば着く!!
どこに何をしに行くとか人に報告する必要はない。大人なので。

(初日③)不動産屋に「予約してないけど部屋探してます」と伝える。
※あらかじめ電話予約できるならしておくとよりスムーズだが、電話が嫌で行くのが先延ばしになるくらいなら朝9時にとりあえず玄関を出ろ。
エリアなんかどこでもええんじゃ。実家よりはどこでも天国じゃ。今の仕事を続けるなら「(職場の地名)に通えるあたり」と言えばいいし、仕事も変えるつもりなら「駅近」と言えばよし。
家賃の予算。「安さでリストアップしてほしい」「エアコンは欲しいとか条件から絞った物件のだ家賃を見てどうグレードを下げるか調整したい」なのか打ち合わせていけ。もうなにもわからんのなら「もうなにもわからんのです」と言えば向こうがリードしてくれる。
食い物にされるかもしれないとか余計な心配はせず素直にいけ。お前はもう親の食い物にされてるんだから細かいことは気にするな。

(初日④)リストアップされた物件をすべて〜1個に絞り、「今日内覧にいけるか」聞く。すぐ行けるなら行く。鍵の用意が何時ごろにならできると言われたらそれまで飯でも食って待つ。後日になるならその物件は諦める(内覧しなくてもいいなら別)

(初日④sub)鍵を用意するのに数時間かかると言われたら、その間に他の不動産屋に行くのもアリ。紹介された物件をメモしておき、「これらの物件以外であれば」と聞くと早い。

(初日⑤)内覧してよっぽど無理なポイントがなければ、その中から一つを選ぶ。
その日のうちに契約する。契約書の用意が後日になると言われたら最短の朝イチに予約を入れる。

(行動二日目①)まだだったら契約。審査中かはともかく、契約が済んだ後は入居日に鍵を受け取る状態になったら、その足で家電屋に行く。
買える範囲で生活に必要なものを揃え、入居日に届くようにする。とりあえず洗濯機とケトルだけでも良い。3万くらいで買えるはず。恥じるな、値切れ。「すみません、できればいいんです、どうにか安くなりませんか?」言え!
冷蔵庫とかコンロとか掃除機とか、足りない分は後からゆっくり買えばいい。
あと、郵便局に行って入居日付で実家の住所に対する自分の名前宛の郵送物の転送届を出すといいかも。

(行動二日目①sub)仕事を早めに変えたいが就活するほどの気力がないとかだったら、審査通ったあたりで仕事辞めて派遣会社に登録しに行くと良い。新住所で登録するのだ。

(行動二日目③)家では、入居日までに必要最低限の「生活の支えになる趣味の私物」などをダンボールに詰めて日時指定をして新住所に送る。集荷を呼べ。家族にはいちいち説明するな。

(行動二日目③sub)家でガサゴソしてるのを怪しまれてなんかダルそうな空気になったらその時点で「二度と実家に戻らない」気持ちでリュック背負って家を出てネカフェやビジホで入居日まで過ごす。
「家族をシカトして家の中を歩ける」タイプなら荷物を取りに戻っても良い。

(行動三日目①)身一つで朝イチ入居。怒涛の郵送物を受け取る一日になるだろう。
家具のない部屋をクイックルワイパーで手拭きしてからそのど真ん中で大の字になって任意の気持ちに浸る。

家族や地元の付き合いのことは忘れる。片っ端から着拒。解約して買い替えてもいい。
ラインも新しく作り直す。
変に情を残すな。おまえは一度死んで生まれ変わったと思え。前世の記憶にいる人間はすべて過去に引きずり戻そうとする敵だ(※例外がいても良いが、大抵そのこちらからの信頼はあちらの「良かれと思って」に裏切られると思え)
間違っても前世の記憶にある人間に新住所や新電話番号を教えない。それが仲の良い人間でもだ。

しばらくはスマホと箸と皿とコップとケトルとゴミ袋で生きていく。毛布はあるほうがいい。

なんでもできるぞ。ヤッホー。