見出し画像

ギルド【からあげ】の話

 胸中の吐露になります。全くもってネガティブな話ではなく、Twitterだと冗長になると思ったのでこちらで。

 かれこれ11か月、ギルド【からあげ】を団長という立場で運用してきて、楽しいことも悲しいことも多々訪れたなぁと思う一方、ギルドとしての役割がどれだけ果たせていたかなということも考えてみたり、なんだか一回言語化しておきたいみたいな感情があるという感じです。
    最近は人も減ってきてるので、からあげに何人か来てくれると嬉しいという気持ちもあり、からあげの指針や特色について語りつつ、最後にこんな人はからあげに来てね!と言おうと思います。


無理なく、楽しく、遠慮なく!


 僕がギルド創設から少しして掲げたスローガンのようなものです。
 これは僕が『ギルドとはあくまでもゲームという娯楽の中にある組織であるし、また、ゲームという娯楽の中にあるとはいえ、れっきとした組織である』という考えに最も重きを置いていることが念頭にあります。

 まず、ゲームなのだから楽しまなければ損です。アシュテを遊んでいて楽しめなくなる要素を抱えていたとして、それを排除できるならするべきですし、楽しめる要素に無理のない範囲で手が届くとしたらそこに手を伸ばしていくべき、というのがゲームないし娯楽に没頭する人間の正しい姿なのかなと思っています。主観ですけどね。僕はここにイベントの開催が滞りなく行われいるかという点が結び付いているかなと思っています。

 そのうえで、アッシュテイルに限った話ではありませんが、ゲームに対する姿勢や価値観というのは人それぞれ異なります。それが異なる者同士で意見を押し付けあうような形になるというのは、ゲームを介したコミュニケーションとしては最悪なものだと思っています。さらに言えばこういったゲームは戦力の高い人が偉いみたいな雰囲気になりがちな側面が否めないので、ただライトに遊びたいだけの人がガチ勢に指南を受けて嫌な思いをするというケースは決して少なくないわけです。これも主観ですけどね。

 僕は以上のことから、イベントの開催を確実に行うこと、個人において無理のない楽しみ方を重視すること、そして団長やギルド内で戦力の高いメンバーのゲームのやり込み具合を他の団員に押し付けないことを一番初めに肝に銘じました。サーバーが立ってから1年以上となる今となっては考える必要もないことですが、ギルドにいるメンバーがゲームを楽しめなくなる可能性がある要因をのっけから排除したいと思いながらギルドを立てたのです。

 あとはハッキリ言って「なるようにしかならない」と思ってました。組織というのはどうしても「そこにいる人間達がどんな人間か」で勝手に雰囲気ができてしまうものです。かといって僕はそういった「人間性の指導」なんて絶対したくありませんし、それができるとも思ってません。
 ですから雰囲気をこうしようとか、活発なギルドでありたいとか、そういうことは一切考えずに、全ユーザーに共通するメリットの供給、あくまでもゲームを遊ぶ上で致命的な取りこぼしがないことだけを考えました。今もその気持ちは変わっていません。
 なので、ぼっちで困っている人がいたらギルドメンバーたるものの助けるべきだとか、そういった考え方は持っていないわけです。人と人とが仲良くなっていく様について、ギルドというものを使って口を出すのは嫌なんですよね。

 それでも、やはり声をあげれば可能な限り誰かは助けてくれます。それはギルドが結局組織として機能していくんだということの裏付けで、仲のいい友達を作ることは自己責任だけど、組織の一員としてメリットを享受する権利は誰でも行使できるべきという、僕にとっては理想に近い形。

 今のからあげは全員が全員家族のような仲の良さを持っているというわけではないのですが、ギルドはやるべきことをしっかりとやり、個人個人は自分の出来る範囲で無理なく楽しく遊ぶという指針を、ふんわりとですが皆同じように見ているのかなと、個人的に感じています。僕自身は皆のことを家族みたいに思ってますけどね。かなり好き。


からあげの特色


 僕は当初から「団長がギルドの指針をちゃんと言葉にして伝える」ということがギルドの特色を作っていくだろうと考えていました。
 何故ならそれに少なからず同意を得るメンバーが協力をし、同意を得ないメンバーがギルドを出ていくという形で「同じ方角を見る仲間が集まる」というロジックになると思っていたからです。
 ギルドのメンバーが皆大体同じ考え方を持っていれば、頭がすげ代わっても組織の雰囲気は変わりません。僕がもし仕事が忙しくなったり、飽きてログインしなくなったとしても、からあげは残ってほしかったのです。

 そんな僕の思いはさておき、今のからあげは基本的にこんな感じです。

・日課や英傑星座などは基本各々のパーティ(夫婦+サブが多い)で済まし、足りないところはギルチャで呼んだりする。
・週課の消化にはかなり協力的(グロはギルドで時間を設けている)
・領地戦が強い
・他愛もない話は少なめ?


 楽しみ方は皆それぞれで見つけて、足りないところをギルドによって簡単に補えるみたいな形なのかなと。社会人ばかりなので暇な人はあまりいないのかもしれない。

 週課はちょっと声を上げたら大体みんな協力してくれます。やっぱりここを取りこぼしてしまうのってもったいないってみんな思ってますからね。また、日曜のドラドア後はギルメンで未消化の人を募って消化しあう時間を設けてます。僕もほぼ毎週参加してます。「グロのパテ集めるのしんどい」という思いをギルドで解消しようという方針。

 領地戦が強いのはこれまで皆がコツコツとやってきたことが実を結んだからだと思います。僕自身も皆が「参加したときに何か考える余裕」を持てるようにと思って采配を単純にするようにやってきたので、今じゃ皆がそれぞれ戦況を見て把握して動いてて、めっちゃ上手いなと思いながら見てます。勝てるというのは結局楽しいですからね。本当に毎週ありがたい。最近では防衛戦も勝率がよくて、どんどん上手くなっていく皆に脱帽です。

 他愛もない話というのは、ギルチャよりもパテチャにいきがちだからかなと思ってます。僕は伴侶が引退して日課も一人でやってますから、寂しければギルチャで騒ぎます。
 また、攻略に関する情報の共有は一回ギルチャで持ち上がると結構盛り上がります。アシュテの上手い人が結構いるので、僕もいろいろ勉強させてもらってます。


これから【からあげ】に来る人へ


 からあげもなんだかんだで長い期間を経て今の形になったギルドです。ほかのギルドにも言えることだと思いますが、新しく入ってきた人のプレイスタイルに合わせてギルドが柔軟にその形を変えていくなんてことはないと思います。

 なのでたとえば毎日星座や英傑の消化に困っていて、それを解消する目的でギルドに入ろうとしても失敗すると思います。ギルドメンバーというのは人間ですから、暇だったり暇じゃなかったり、気分が乗ってたり乗ってなかったりします。毎日訪れる『日課の消化機会』のタイミングでそれが自分にとって都合のいいように訪れると解釈することは良くないことです。

 ですが、中には毎日それらを定時消化したいと考えているメンバーはいるかもしれません。そういった人を見つけて協力関係を築こうというのはお互いにとってメリットのある良い考え方だと思いますので、弊ギルドにそういった方が来てくれることは大歓迎です。 

 領地戦を普段楽しめていない方、普段夫婦で英傑や星座をしているけどあと一つ上のものが攻略しきれないといった方、多分からあげに来ればその穴は埋まります。是非一度体験入団を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?