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2024/06/18-2024/6/24

その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。

6/18 Base Ball Bear「アンビバレントダンサー」

 今日は一歩も外に出ないと決めていた。午前中は、昨日買った肉や魚を調理したり、野菜マリネを作った。午後は「泣くな研修医」シリーズを1冊読んだ。前作まではおろおろしていた研修医が、今作では冷静な態度でハートの熱い外科医になっていた。医師は、心が仕事に食われないよう保っているだけでも、大変な職業だと思った。
 夕方から、整理を始める。私は、観光地の入場券やリーフレットを取っておいて、ノートに貼るのが好きだ。1年半ほど整理していなかった半券に手を付ける。ライブや美術館や映画のチケット、飛行機や船の半券、パンフレットを整理していく。どんな風に過ごしていたか、意外と忘れている。のりがなくなるまで、ノートに半券を貼っていた。

6/19 木村カエラ「あの頃」

 昼からともだちに会う。会うと自分のことを嘘偽りなく話したくなる相手で、重い話から日々のあれこれまで話をさせてもらった。プリンとケーキを食べる。3駅くらいしゃべって歩いて汗をかく。
 家族が早く帰ってくる。いっしょにばんごはんを食べて、ごろごろして笑って寝落ちる。今日はともだちにも会えたし、家族とごはんも食べられたしほっとする日だったな。

6/20 fra-foa「crystal life」

 知人から映画に誘ってもらった。予想外の相手から、想定してなかった作品を見に行こうと言われた。詰め込んだスケジュールの間になった。私の体力よ、もってくれ。映画は私の興味のある分野のもので、自分の興味のある作品を誰かと共有できる日がくると思わなかった。

6/21 UNISON SQUARE GARDEN「パンデミックサドンデス」

 私の行く先は、割と晴れる。が、梅雨の力には勝てず珍しく雨が降る。防水スカートと長靴、何年も気に入って使っている傘を支度して出る。雨の日でも足元が濡れなければ、機嫌よく過ごせる。
 ひとと話して、私は怒ることで生きてきたんだと気付かされる。昔から各コミュニティに1人ずつ「あなたはおかしい」と言うひとがいる。私は一通り傷ついて凹むし、その都度自分の感覚を疑うけれど「おかしいってどういうこと?」と言えるから、なんとか生きてこられたのかもしれない。
 昼寝してしまって眠れないので、家族としりとりをする。途中から人名しりとりになり、より頭をつかう。おたがいよれよれになって、寝付く。

6/22 the band apart「Can't Remember」

 早朝から出かける。休日に予定が詰まりすぎている。退屈はしないけれど、そろそろ休みたい。
 目的地への道すがら、好きなアーティストに遭遇する。そんなことある?朝からいくつかターミナル駅を通って、何万人もすれ違って、私のスーパースターたちが真横を通っていく。移動中に寝ようと思ってたけれど、非日常すぎる刺激で眠れない。話したわけでも、サインや握手みたいなファンサービスを求めたわけでもない。すれ違っただけなのに、すっごいドキドキした!うわぁぁぁ。動揺したまま、用事を済ませる。信じられなくて、なんだかぼんやりした日になった。
 1年以上しんどい期間が続いているから、人生の明るい部分がよく見えなくなっているのだけど、今日は明確に嬉しい日だった。

6/23 REIKO「So Good」

 知人と映画を観る。生々しい描写を重ねた映像に思い切りくらう。映像で酔って、めまいと吐き気がする。私には、時々こういうことがある。
 知人とごはんに行き、映画の感想や私の近況を正直に話す。知人から「あなたとこうやって話せてよかったよ」と言ってもらえて、「うれしい」と伝える。こんなのガラじゃないし恥ずかしいから、普段は絶対言わない。ワインボトルを半分ずつあけて、正直が漏れ出した。
 昨日から、うれしいことも緊張することも続いていて、落ち着かない。こころが多幸と張り詰める感じを行き来している。
 家に帰って布団に入ると、自分の呼吸が深すぎると感じる。寝たらもう目覚めないんじゃないかと、眠るのが怖くなる。すぐに眠りに落ちて、2時間位で目が覚めて、落ち着くために日記を書いている。あした元気だったら、長めに散歩をしていつもの私を取り戻そう。

6/24 aiko「もっと」

 そんなに体力が戻らなかったので、未読の雑誌を読んでゲラゲラ笑う。今日は週明けだけど気力があったので、カツオのカツを作る。香味ソースも作ってみた。香味野菜は、安売りしていたエシャロットと谷中生姜を刻んでごま油で炒めた。酢と醤油と砂糖を入れたらいい感じ。カツオに下味をつけたほうが、味のメリハリがきいたかもしれない。今度やるときは、カツオを塩麹につけてから揚げようか。
 買い物の帰りに、もっふりしたコーギーの散歩に出会う。私は犬に吠えられたり寄ってこられる経験が多いから、犬にビビり続けている。でも、今日のふっくらしたコーギーは違った。ふくふくしたルックスと歩き方が可愛すぎて、見惚れてしまった。初めて犬に恐怖心を覚えなかった。

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