靴作りを学び始めた青年よ。揉まれ磨かれ、輝く星となれ。

本日はいつもとは
ちょっと毛色の違うお客様が。

靴作りを学び始めた青年が、
お母さんの足に合わせた靴を
作るためにご来店。

私は教えるでなく、
足の計測だけサポート。

本来であれば
そこまで時間がかかる作業では
ありませんが、

説明に熱が入ってくると
次第に話しは脱線。

昨日の記事ではないが、
靴業界の現状から、
私の職歴のことまで。

老婆心と言いながら
将来を憂い、
昔を語りだすのは
おじさんの悪き習性。

反省致します。

大変な業界ではありますが、
その中で、
身を立てようとしている
有望な青年よ、

薄々感じていると思うが
この業界は、
こんなおじさんばっかりだ。
いやさ、私なんかまだマイルドだ。

揉まれて揉まれて、
磨かれて
輝く星となってくれ。

期待しています。

青年が帰ってからの
マイルドオヤジーは
引き続き、革のスリッパ作り。

青年と話しをして
こちらがパワーをもらいました。

作業が進みます。