見出し画像

relay のプロダクト開発方針 2024

こんにちは。 株式会社ライトライトで「事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)」のプロダクトマネジメントをやっている佐々木です。

昨年「relay のプロダクト開発の現在地とこれからについて」という記事を書きましたが、2024 年の方針を年初に社内で展開しましたのでその内容について書いていこうと思います。

プラットフォーム機能の強化を実現する

relay の As-Is To-Be 。イメージです。

大前提の話ですが営利企業の責務である社会貢献活動とライトライトのミッションである「地域に、光をあてる」の実現と、市場と顧客への価値提供を持続的に行うために売上を最大化させるための開発活動を行います。

そのための方針としては、あらためて「プラットフォーム」としての機能を強化することを今年は注力していこうと思います。

前記の記事でも触れましたが現状の relay はプラットフォームと銘打ってはいるものの一般ユーザーに向けてはプラットフォームとしての機能はほぼ皆無の状態です。

実態に伴わないならプラットフォームという表現を無くすことも考えましたが、relay が目指すアウトカムを実現するためには地域の小規模事業者の事業承継に関連する多様な登場人物の活動が最適化できる機能を実現することが最適な手段と考えて方針を定めました。

とは言え事業承継・M&A プラットフォームとしては後発のプレイヤーなので、単に先行しているプレイヤーを模倣するサービスづくりをしては意義がないので、当然のことながら私たちの顧客に対する解像度を高めて私たちなりの当たり前品質を実現して価値提供していきたいと思います。

relay のロジックモデルで明示したアウトカムを目指す

同僚のお塩さんが書いてくれましたが、ライトライトは relay で実現を目指すアウトカムをロジックモデルで示しています。
これらは事業の解像度が高まることで健全に見直しと改善を行っていきますが、現在の私たちが目指す指標として定めてコンパスを向けて前に進めんで行きたいと考えています。

ただしこれは施策内容と結果を定量的に評価することをやらないというわけではないので施策実施の妥当性は深掘りしていく

プロダクト開発単体での数値目標は追わない

昨年の反省としては、relay 全体でやることを分散してしまったことで成果を最大化するための施策実施までのスピードが遅れてしまったことと考えています。

プロダクトとして定量的な数値指標を定めて改善に集中するのは PMF 後に行うとして、今年は売上創出のための「営業・オペレーション支援」と「プラットフォーム機能の開発」に開発リソースを集中します。

顧客に向き合いやるべきことをやる

今年の進むべき方針は上記のとおりです。
こういう記事を書くと当たり前のことを明文化しただけに毎回感じてしまうのですが、プロダクト開発は自分ひとりだけでなく全社と各種ステークホルダーと顧客と行っていくものなので意識と認識を揃えるためにこういったアウトプットはとても重要とも考えています。

本方針を社内で展開する前夜に以下の記事を読んで感銘を受けました。

私たちは地域の事業承継を通じて地域の持続性と魅力の向上に貢献するサービスを運営しています。
上記記事にある言葉を借りると「プロフェッショナルとして日々ベストを尽くす」ことを忘れず、顧客と事業の解像度を高めてサービス品質を高めることに尽力していきたいと思います。

そんな relay を一緒につくっていきませんか(積極採用中です!)

relay のことは podcast「relay Inside FM」でも発信中!