[B細胞リンパ腫]闘病の記 その3:2018年6月


2018年6月

体調不良には変わりはないが、病院にいる安心感からか、鬱の薬が効いているのか、少し気分は落ち着いてきたように思える。
そして、なんと言っても一番の安心感は、女子医大のすべての人(お医者さん、看護師さん、色んな技師の人、ボランティアの人、受付の人、事務の方、清掃の方、入院してる方も!)がなんと優しい事か。気遣いの言葉を掛けてくれ、適度な手助けをしてくださる。ホントにすべての人が優しくて泣ける。

比べるのは嫌いだが、5月に行った某総合病院とは全てにおいて雲泥の差。今まで、病院にお世話になったことが少なく経験値は低いが、控えめに言って女子医大は最高レベルの天使たちが働いていると言えます。これを書いている本日時点で、今だ定期的に通院していますが、ビタ一度として不快な態度をされたり嫌な思いを女子医大でしたことがないです。

精神科担当のY先生は本当に時間をかけて話を聞いてくれる、子供時代の話しからずっと、私の人生を聞いてくれました。担当看護師のSさんはいつも明るくて一生懸命で優しくて癒された。でも時々悲しくてただただ泣いた。体調が悪いこと、そして精神病院に入院している自分が泣けた。

そんな中、「鬱」との診断なのに歩けないのは、自分の「気合い」が足りないのでは?と思い、なんとか自力で歩いたりしようとしていた。でも、無理はしちゃだめよ、と車いすを勧めてくれ、最初は抵抗があったが、本当に本当に本当に苦しくて車いす生活となる。立ち上がるだけ呼吸が苦しくなり、全身が筋肉痛のひどいヤツみたいな感覚。歯磨きするほんの数分も無理で、たぶん5秒くらいでダウン。もちろん着替えも立ったままできない。体育会系で育ってきた自分は、弱いという事を受け入れるにはかなりの抵抗があるのかも知れない。

気分は落ち着いてきたが身体の不調は増えてきた。食事の半分も食べられない状態なのに、胃が常に腫れている感覚で、膨満感。見た目もお腹が張っているのが分かる状態。胃薬を処方されるが全然効かない。倦怠感がより強くなっている、眠れない、眠りが浅い、日中も眠い、咳、ひどい便秘と下痢、食べていないのに体重が増加、浮腫み、車いすで動くのさえも息が切れへとへとになる。

6月中旬、また高熱がではじめる。日中も夜中もでる。38度を超えた時点で検査のための血液採取をするとの事で、熱があがりきるまでは放置で解熱剤はもらえない。寒気で歯がカタカタいうのをはじめて体験する。ぞくっ、として「あ、熱が来るな」と感じて発熱、そして平熱まで戻り落ち着くまで一連の流れで約3時間ほど。日に何度も起こるのでたまらない、、、泣くほどつらい。

何度も行った血液検査の結果、ヘモグロビン値、白血球がさがりつつあるとのことで、血液内科という初めて聞く名前の科へデータを送り、調べてもらうことに。

7月に続きます。



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