[B細胞リンパ腫]闘病の記 その1:2018年4月中旬

2018年4月

倦怠感、食欲不振、息切れ、めまい、そして体重が2トン位になったかのような身体の重さは突然始まりました。

当時は仕事の都合で、東京にも住処がありつつ、東北の片田舎に住んでいました。いわゆる田舎の車生活で運動不足になりがちなので、2階の自宅まで階段で上がるなどというちょびっとの努力をしていましたが、どうも今までより一歩が重く感じ、、、「冬の間太っちゃったからかなぁ~」と思いつつ、食欲もないので栄養ドリンクを飲み睡眠をしっかりとって体力回復をはかろうとしていました。

普段は、栄養ドリンク等には手を出さず、薬も必要以上に飲みたくないタイプで、食事をしっかり摂って運動するのが体の基本、と考えるタイプですが、来るゴールデンウイークから仕事が佳境に入るため気合が入っていたし、今年こそは営業成績を!という年でしたので、なんとか栄養ドリンクで急場しのぎをしたかったんですが、もちろん効いているという実感は全くなかったです。

朝、目が覚めても起き上がれないくらいの倦怠感、いつもは朝から食欲旺盛なのに、まったくお腹も減らない。通勤は車なのでラクチンですが、いつもは音楽ガンガンかけて独りカラオケ状態なのに、歌う気にもなれず(これ、自分的には健康度合いを測るいいバロメーターです)。職場につけば休憩をとる暇もない状態でしたが、ただただ気合で乗り越える毎日でした。

「泣き虫だけど泣き言をいわない」が信条の私ですが、ある晩、あまりにダルくて友人に電話で体調不良の話しをすると、「医者にいきなさい」と助言してくれました。この彼のひとことがなければ、もしかしたら私は今ここにいないかも、と思えるひとことでした。
 
*後から思い返せば、身体の「2トンの重さを感じるような異常な倦怠感」は、2017年夏の福岡旅行の時、2018年2月の温泉旅行の時もありました。もしかしたら、その頃から徐々に体調不良は始まっていたのかもしれません。

つづく。

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