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マンションを売る①〜理由〜

約5年間住んだ月島のマンションを売却することになりました。世間では住宅取得需要が益々過熱する中での売却の動きをしている訳ですが、いくつか理由があります。

【売却に至る理由】
1.住まいに求める機能の見直し
現居を購入した2016年当時、自身や妻の仕事が繁忙であり、住んでいた世田谷区瀬田の賃貸マンションが暮らしにマッチしなくなっていました。出来るだけ通勤の負担感を無くしたい、徒歩10分圏内で日常生活を完結したいということで、住まいに求める機能は「駅近」、「職場近接」、「商店充実」でした。自身の職場は大丸有エリア、妻の職場は品川エリアということもあり、職場近接の湾岸、且つ情緒性や風情を重んじる夫婦の価値観に合った街として月島に落ち着きました。
購入後非常に快適な暮らしが実現できていますが、この5年間で住宅に関わる様々な事を勉強していく中で、もう一度住まい選びを考えてみたくなりました。


2.周辺相場の高騰
現居の購入当時から現在までの5年間で東京都心・都心近接エリアのマンション価格は新築、中古共に高騰。現居については購入当時も高値であった為、「残債割れさえしなければいい」という心づもりでしたが、今となっては周辺相場にも引っ張られ、売却時にいくらかお釣りが出そうな状況。
このタイミングで売却するのが適切かはよく分かりませんが、動けるうちに動きたいという事で夫婦の意見は一致しました。


3.今後の新築大型案件の供給ラッシュ
周辺相場高騰の一方、魅力的な大型案件の供給ラッシュが控えている事は現居売却の上で不安要素でした。
現在明らかになっている下記案件でも約11,000戸が周辺で供給されます。

パークタワー勝どき(ミッド、サウス、ノース?)
総戸数 ミッド1,121 サウス1,665 ノース?xx

晴海フラッグ
総戸数 4,145戸

豊海ツインタワー
総戸数 2,097戸

月島3丁目北
総戸数 1,317戸

月島3丁目南
総戸数 720戸


現居の立地(月島駅近)を鑑みると直接的に競合しそうな案件はありませんが、魅力的な新築が次々と供給される中で現居が埋没し、中古市場での売却時に影響しないかという漠然とした心配はありました。
そんな中、2021年4月頃某KTTの中古3LDKを内見した際にご担当から、晴海フラッグの販売再開が2021年7月〜8月になりそうとの話を聞き、具体的に売却に動くきっかけになりました。現状では月島の築浅中古の売出しは少なく、比較的有利に売却活動が進められるという算段となり、「動くなら今」という判断です。

マンションを売る②〜売出し〜 に続く

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