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等々力エリア

国分寺崖線添いの高低差による風光明媚な景観と、区画の大きい閑静な住宅地を有する。東急大井町線の上野毛~九品仏にかけてゆったりとした空気感がありとても好きなエリア。今回はこの等々力エリアを散策した記録をもとに、エリアの魅力を紹介したい。
まずこのエリアの特徴となるのが「都心と郊外の間にあるゆとりある住宅地」である。

昨今の住まいのトレンドとして必ずと言ってもいいほど上がってくるのは

「駅近×大規模×タワマン」

確かに共働きで特に子育て世代にとっては、効率的に時間を使いたいし、開放感のある眺望でちょっとした非日常感、贅沢な気分を味わいたい。その気持ちはよく分かる。
一方でコロナウイルスを契機とした働き方の変化によりテレワークが浸透。必ずしも出勤が必要ではなくなったことにより、在宅で仕事をするための部屋数や、そもそもの広さ等、住まいに求める条件にも駅近×大規模×タワマン一辺倒から一部需要の分散が見られる。郊外や地方都市への移住という話も聞くようになった。

いろいろと需要に変化がある中で、マンションの相場はどうなっているかというと、昨今の相場は急騰し購入者には悩ましい環境。都心の駅近×大規模×タワマンは特に価格が高騰して50㎡で1億円を超える新築物件もめずらしくなくなってきた。価格が抑えめで広々とした面積が取れる郊外や地方都市を購入しようにも、出勤が復活する懸念があるため踏み出せない。悩ましい。

そんな人たちに今回等々力エリアを推したい。都心からドアドアで1時間以内の距離感で豊かな自然、落ち着いた住環境を享受できる。
エリア内には駅近×大規模×タワマンは存在せず、トレンドとは真逆ではあるものの、従来からの高級住宅街エリアであるが故、利便性は若干劣るものの良質な低層系中古マンションが比較的手が届きやすい価格で手に入る。今のトレンドじゃないから、手に入る。

まずはこのエリアの特徴的な風景をいくつか挙げてみる。

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等々力エリアは東急大井町線の二子玉川と自由が丘に挟まれた位置付けであるのだが、どこかノスタルジックな雰囲気とゆったりした時間が流れている。都心のスピード感ある喧騒からは隔絶された世界観がある。一方で住宅街の中に点在するお店は感度が高く、東京のトレンドを牽引するような影響力を持つお店もある。

僕自身も3年半ほど上野毛と瀬田に住んでいたことがあり、このエリアにとても愛着も持っている。今でもたまに遊びに行ったりするのだが、基本的な空気感は変わらずとも、少しずつ変化があったりして新しい発見がある。

それでは二子玉川から自由が丘まで歩きながら、エリアの魅力をゆるい感じでお伝えできればと思う。

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