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インドネシア語のこと #0:きっかけ

インドネシア語の勉強を始めたきっかけは、インドネシアのパプア州で話されているメエ語(またはエカリ語とも)の言語調査に参加するためでした。そのときの成果報告書がこちらです。

共著でちょっとした論文も書きました。

http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/94068

調査協力者の方は日本語が話せたので調査にインドネシア語が必須だったわけではないのですが、少しはできた方がいいだろう、と思ってかじったのが初めでした。そのとき読んだのは次の本です。

『インドネシア語のしくみ《新版》』(降幡正志、2014年、白水社)

ざっくりとある言語の概略をつかむのにとてもよいシリーズの本です。このとき新たな言語をいちから調査する楽しさを知り、メエ語を継続して調査したいと思うようになりました。博士論文や就職、コロナ禍もあり調査は始められていないのですが、いつかは現地で調査したいと思っています。そのためにはもちろんインドネシア語が必要なので、ちまちまと勉強を続けています。最初は調査のために勉強を始めたんですが、言語の勉強はなんでも楽しいので、今はインドネシア語自体の勉強も楽しんでいます。

次回は他に今まで使ったインドネシア語教材を紹介します。


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