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辻元清美 衆議院予算委員会 文字起こし2020/02/03 質疑冒頭

辻元
「辻元清美です。まずはじめに、新型コロナウイルスの問題で今不安が広がっております。そこでまず冒頭、総理に一つ約束してほしいことがあります。総理聞いてください。人々がですね、不安になっているとき、政治にとって一番大事なこと、私はですね、情報公開と政治への信頼だと思います。そこでですね、政府がなにか情報を隠してるんじゃないかとか、嘘ついてるんじゃないかとか、そういうことが広がると、不安や混乱がパニックになってしまうということがあるということが思うんです。そこで総理に最初にお約束いただきたいのは、今回の新型コロナウイルスの問題では、いつ誰が何を決めてどのような対応をしたのか、記録を全て保存をしておいてほしいんです。これはなぜかというと、昨日例えば職員が対応した記録も、明日明後日にまた変わることもあるけども、ふりかえらなきゃいけない。それと将来ですね、一体どういう対応をしてきたのかということも、検証また教訓にもしなきゃいけない。ということでですね、政府にとって都合が悪いと思われるような情報があったとしても、隠蔽や改ざんはせず、しっかり真実を情報公開し、全ての文書を保存すると約束してください」

首相
「あの、政府として、ま、今回の対応、政府一丸となって全力を尽くしているところでございますが、当然、その対応において発生したですね、公文書については、法令に従って、えー、しっかりと適切にですね、残していくことになると思います」

辻元
「私ね、公文書はルールにのっとって、っていうのもいいと思うんですけど、もちろんこれ当たり前の話なんですよ。しかしですね、いろんな決めたことって、いっぱいあると思うんです。でね、1年未満で廃棄、問題が起こったら1週間で『あ、これ捨てとこ』っていうのが安倍政権の体質じゃないですか。ですからね、今回のことはきちんとですね、職員の様々な記録などもいったん保存すると。すごく大事なことだと思いますよ。約束してください」

首相
「あの、これは当然、法令にのっとってですね、ルールにのっとって対応するということでございます」

辻元
「あのね、まあ、私は今回のこの感染症の問題、今後のためにもですね、申し上げているわけです。ですから是非お考えいただきたいと思いますよ。特にですね、総理大臣のことばや発言やふるまいとか、それが信じられなくなったら、また『何か嘘を言っているんじゃないか』というように思われるような政府であったら、危機は乗り越えられないと思います。残念ながらですね、今『桜を見る会』を巡ってですね、安倍総理は全ての国民のための政治ではなくって、一部の支援者とかお友達を優遇してきたんじゃないかというような疑念がかけられております。だから言っているんです。その渦中にこの問題が起こったんですよ。で、都合が悪い文書は捨てると言われているじゃないですか。まあ今日ですね、そんな渦中に大きな危機を迎えております。もう今日でこの『桜を見る会』の疑念をきっぱり晴らしていただきたい、と私は思ってます。そしてですね、私は総理大臣のことばが信じられる国にしたい。そういう思いで、事実関係をいくつか質問させていただきます。『桜を見る会』の前の『前夜祭』の話です」

(文字起こし終わり)

2020/02/03 衆議院予算委員会 

音源
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49722&media_type=
7:39:33から

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