どこまでも、誰よりも高く跳べ!

先日行われた渡邉美穂卒業コンサートを見て思った事を、全国おひさま化計画2021のCS放送を見ながら思ったので、そのお話です。

日向坂46、櫻坂46を応援するようになって、つくづく感じるのが『曲が育つ』という事。今まで音源で聴いていた時にはピンとこなかった楽曲が、ライブ披露になると急に良く聴こえて、好きになったり。回を重ねるごとに、声が、言葉が、スッと耳に入るようになり、心に沁みていったり。パフォーマンスが常に進化し続けていく事で、楽曲の良さに深みが生まれ、いつの間にか好きになってしまうのがアイドルを応援し続ける事の妙味だと思います。

ちょっとだけ横道に逸れる(そこを曲がる)と、櫻坂の楽曲だと、Nobody's faultと、君と僕の洗濯物がソレだと思っています。ノバフォは特に毎公演凄みが増しててヤバい。君と僕の洗濯物は、主人公の心の純粋さと初々しさが凄く洗練されていっていて、甘酸っぱくて可愛くて、尊みがどんどん増します。

そして本題。
日向坂46は、誰よりも高く跳べ!
まあ、自分が応援し始めた頃には既に2020でしたので、正直、その時点でも大分完成はしていると思います。
それでも、毎公演、必ずみんなが会場全体に散らばって、たくさんのおひさまと心を通わせてくれる、というのを積み重ねた結果、誰跳べはフォーメーションに縛られない『全員がセンターの楽曲』になったと感じます。

みほちーの卒コンは会場の都合、花道や島などが作れないためステージ上でのパフォーマンスになりました。結果、その日の主役のみほちーがセンターに立っていました。この"違和感のなさ"が物凄くて。
さも当然のように立ってるみほちーを、さも当然のように今日はみほちー主役だもんねって受け取ってる自分が居ました。終わったあとに「誰跳べでセンターに立たせてくれて」って言われて初めて「そういえばフォーメーションがあったな?」と気づきました。
なんなら、くみてんがアオリの時にみほちーを前に連れて行く演出すら「やっぱりそうですよね!」くらいの気持ちでしたからね。

それくらいに、誰跳べという楽曲は、日向坂の誰もが主役となる楽曲で、フォーメーションを組む時は誰でもセンターに立てる、そういう大きな器となる楽曲になったんだな、と感じました。

推しばっかり集中して見るタイプの自分のスタイルでも、誰跳べに関しては、近くに来てくれた子に集中するようになりました。メンバーみんなが、誰を推しているかどうかに関係なく、おひさまを大切に想ってくれている事を伝えてくれる、素敵なパフォーマンスをしてくれるので、それに応えたい。応えたくなる。そうやって自分は心を動かされました。
本当に凄い名曲です。

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