日向坂46四期生ライブ、最高でした!
初日と千秋楽の2日間、現地参加してきました。
本当は3日間で通したかったところですが、有給の残りと相談する時期だったり、お仕事の忙しさとの兼ね合いでちょっと難しかったりで、2日目は仕事しながら横目で配信を視聴しての参加です。
いやはや、めちゃくちゃ凄かった!!
初日で凄い度肝を抜かれるクオリティーが待っていて最高でした!
武道館は座席が近い都合、どうしても推し、みっちゃんばっかり見ちゃったので、一人ひとりの細かい感想が述べられないのだけご容赦を。
楽曲主体の感想
どうして雨だと言ったんだろう?
開幕でこれが飛んでくるとは思わなかったです。
見事な先制パンチでノックアウトでした。
ひなた坂ライブの方でも、結構トリッキーというか、これやるの!?っていうツボを抑えたセットリストでしたけれども、4期生ライブで更に意外性を出してこれるという日向坂楽曲の手札の多さたるや。
そして、その意外性の筆頭としての『どう雨』を4期生ライブの初手で出してくるとは。凄い。
完現術ジャックポットナックルで殴られた感。
そして、ひなパレで4期生の歌唱力がメキメキと伸びているのが、ここに活きている感じがありました。
4期生の色に塗り替えて、パフォーマンス面で凄く格好良い仕上がりでした。
青春の馬
めちゃくちゃクオリティーが上がっていてビックリしちゃいました。
4回目のひな誕祭で、どこか不格好ながらも、その時出来る精一杯をぶつけた青春の馬も、めちゃくちゃエモーショナルで凄い大好きで、円盤見る度に泣いちゃうんですけれども、そのエモーショナルさはそのままに、更にダンスが綺麗になっていて、今の4期生の強さを如実に表している1曲だったと思います。最高でした!!
ロッククライミング
やっぱり好きだなー、っていう気持ちになる。
疾走感ではなく、じっくりな感じの楽曲ではあるんですけれども、だからこそ、一歩一歩コツコツと、地道でも上へ上へと進んでいくための応援歌なので好きです。
特に、日向坂4期生は、新参者期間の悩みで、乃木坂5期生、櫻坂3期生に対してコンプレックスを抱いていた、という話がありました。
それでも、今もこうして、ちゃんと自分たちに出来ることを積み重ねて、自分たちはもっと出来る!というのを体現していて、4期生のバックボーンが、この曲に説得力を与えてくれていると感じます。
そこが凄く4期生に似合っていて好きですし、つらいことを乗り越えれば乗り越えるほどに、この曲の厚みが増していくのが良いなと思います。
真夜中の懺悔大会
たまちゃんに似合いすぎてヤバかった!!
楽曲中に入るたまちゃんのガチ懺悔が最高だった、というのももちろんあるんですけれども、声の可愛さが凄い出ていて、それでいてあの運動力で、性格のピュアさも重なって、なっちょさんからバトンを受け取るのにふさわしい人選、っていう感じが凄かった。
もちろん、全然違うところもありますけれども。
それでも、パフォーマンス的にはたまちゃんにピッタリだったなと。
懺悔のネタも、本当にたまちゃんらしいそそっかしさ過ぎて毎公演で笑っちゃいました。
家族通信簿の「負けるならきっちり負けてほしい」が刺さる。笑
川は流れる
みっちゃんに似合いすぎてヤバかった!!
みっちゃんのブログの文章力、めちゃくちゃ大好きなんです。
感性、感覚、自分が得た感情の拾い方も良いし、それを自分だけの表現で綴るので、凄い読み応えがあります。
『川は流れる』って、歌詞が結構哲学的というか、ちょっと視点が宇宙規模というか、達観してる感じの目線での歌詞かなと思います。
そこが凄いリンクして、みっちゃんの頭の中にあるような世界観の一欠片の曲、っていう感じに仕上がっていて、めちゃくちゃ良かったです。
楽しい曲でニッコニコなみっちゃんも大好きなんですけれども、逆に儚さや遠くを見るような表情も堪能出来るところも良き。
そして本当に、フォーメーションが綺麗で良かった。
そしてそして、白に黒い縦横のラインが入っている衣装もめちゃくちゃ可愛かったなぁ。去年のHappy Train Tour2023のステンドグラスみたいな衣装が過去最高で大好きなんですけれども、そこに並ぶくらいの良さ。
シンプルな色使いなんですけれども、だからこそ、その色数でこんなに可愛さが出せるのが凄い。形の造形が超良い。
シーラカンス
この曲は演出がめちゃくちゃ良かったです。
背景の映像が水の中のような映像で、武道館の縦に長い空間と相俟って、まるで水槽の中に居るような感じが楽しかった!
Happy Train Tourから特に、暗い中でカラフルな色を使った光の演出が凄い良いですよね。今回の光の演出もかなり好きでした。
ガラス窓が汚れている
ここまでのセトリの振り幅的にワンチャンあるか?と思ったら本当にやってきて嬉しかった!
楽曲が好きすぎるので。
イントロが流れた瞬間の激アツ感はありつつも、ラスサビのユニゾンの振り付けの難易度にちょっとだけハラハラしていたのは内緒。
でも、ちゃんとしっかり綺麗に揃っていて凄かった!
ちょっとだけ、人数的な面でどうしても仕方ないことなので、4期生への評価としてはノーカンではあるんですけれども、ユニゾンの圧力が低下してしまっていたのはちょっとだけ残念。
夢は何歳まで?
ここでこの曲が来るか!という意外性は、オープニングに続いて第2位、って感じの選曲でした。
フォーメーションが3ペアになるような編成で、演出がめちゃくちゃ良かった!
りなしの今のクールっぷり、凄いじゃないですか。
顔つきが絶妙に大人になっていて、幼さと大人の配分が黄金比にいると思います。(※将来さらに更新されると思いつつも、あくまで現時点でこれ以上ない、という意味です)
それがもう、この楽曲と相性凄すぎて凄すぎて。個人的には、この曲で一番輝いていたのはりなしだったと思います。
You're in my way
最高…。
楽曲が好き過ぎたので、そもそもこの曲は多分、誰がやっても大好きなんですけれども、それでも、この5人の編成は特にめちゃくちゃ良かったなと思います。
それぞれダンスが凄い良いメンバーが揃っているし、楽曲に合わせた大人っぽさを出すのも満点で、雰囲気が超絶良かった。格好いい。
この5人のアイドルグループで、この楽曲でデビュー、みたいな世界があったとしてもおかしくない、って思えるくらいに、編成のバランスが良すぎる。非の打ち所がない。
とか言いつつも、みっちゃん大好き過ぎるので、センターがひなた坂ライブと違ってみっちゃんじゃない、というところに最初ほんのちょっとだけ、残念…!って思っちゃったのは申し訳ない。
いやでも、この5人のユニット曲ほしいな…。割と、かなり本気で。
雨が降ったって
最高!!(サイコー!!)
超楽しかった!
コールガチおじ、してしまいました。
本当に、この曲が大好きなので。
でも、会場全体の「いーじゃん!」による一体感、サイコー!!って感じでした。みんな「いーじゃん!」言いたいよね。
この曲のコールはなんというか、コミュニケーションというか、メンバーとおひさまの気持ちがハイタッチで盛り上がるような、そういう感じで良いですね。
色々とつらい事とか、悲しい事、大変な事は日々事欠かなくても、この瞬間は全部忘れて笑っておこうよ!みたいな感じの温かみがあって良いなと思います。
君はハニーデュー
今回のMVP曲はコレだと思います。
めっちゃくちゃ良かった…!!
本家に遜色ないくらい、アナザーハニデュとして、めちゃくちゃパワーがありました。
元々の選抜組が半分居るから、という理由じゃ解決しないくらいに、全員のパフォーマンスが凄い水準のクオリティーでまとまっていたし、まさに"一体感"っていう感じの1曲に仕上がってて最高でした。
元々4期生の曲ですか?って思っちゃうくらいに、ものにしていた感じがありました。これは定期的に何回でも見たい!
イントロの振り付けも4期生バージョンになっていて最高!
見たことない魔物
正直、もう語る事ないでしょう、ってくらいに最高でした。
これぞ"一体感"としか言いようがない、会場全体で一丸となった感じが凄かった。
そして、コールが凄いこと凄いこと。
ひな誕祭の時にコール動画が出ていたとはいえ、もの凄い声量と揃い方でビックリしました。
ただ、応援の仕方の質が変わったように思います。
去年のHappy Train Tour2023の時は、日向坂加入して1年弱でのツアーで、その中で4期生楽曲としての貴重な1曲でした。
(シーラカンス+魔物+One choiceでのしょげすみ起用+期待していない自分の3曲強)
それに加え、4期生としての苦悩や、停滞し始めていた空気があり、それを吹き飛ばすような1曲として、この『見たことない魔物』という楽曲が与えられていたという背景があったと思います。
だから、去年のツアーでは特にコールに対して「4期生を応援しているよ!」というエールの色を強く込めていたように思います。
4期生の出番をおひさまで盛り上げて、みんなの自信に繋がりますように!という祈りを含むような。
でも、今回の『魔物』はそれと違ったように思います。
4期生が、この曲まででしっかりと武道館をブチ上げたからこその大盛りあがりだったと感じます。
4期生に対して「頑張れ!」という気持ちはもう十分に伝わっていて、4期生が「おひさまのみんなにありがとう!」という気持ちで返してくれていて、お互いの「楽しい!」というハッピーな気持ちが、おひさまのコールと、メンバーのパフォーマンスで無限に循環して加速したのが、この公演の『魔物』だったと思いました。
夕陽Dance
凄かった…!
すっごく楽しかった!!
ディスコサウンドでのノリノリな感じに4期生のハッピーオーラがこんなに融合するのか、という感じが新鮮でした。
そもそも、今回のライブのセットリストでの楽曲表現の振り幅の広さは十分に提示されていたとは思いますけれども、それを総括するという意味合いでも、夕陽Danceで最後にバシッと決まった感じは最高でした!
あと、4期生衣装だと初めてのパンツスタイルでしたね。足技がしっかり見える格好良い衣装で良きでした。
誰よりも高く跳べ!2020
最終日のWアンコールの誰跳べ、超絶良かったです!!
2日目のアンコールでの披露を配信で見てた時は、「2日目も行けばよかった…!!」と、現地で参加できなかったのがかなり悔しかったので、千秋楽でも披露されて良かった!!
千秋楽のコールもものすごかったです!凄い迫力でした!
でも、3日間本当に楽しかったので、この声量にも納得です。
3日間の総括として、"一体感"の誰よりも高く跳べ!が盛り上がらないハズがない。
4期生がこれから無限に飛躍する。そういう予感、というよりも、確信を与えてくれたこの公演。
だからこそ、その最後にふさわしい楽曲でした。
メンバー主体の感想
今回、本当に、パフォーマンスのクオリティーが全体的に上がっていて凄かったです。
4期生大好きおじさんを自称してはおりますが、それは割と人間性的な面での"好き"が強くて、パフォーマンスに対しての評価は、人柄に影響されて曇ってしまわないように、公正に行えるように、結構シビアに見ているつもりだったりします。好きな気持ちで甘やかしたくないですし。
一人前のパフォーマーとして評価出来るからこそライブに行きたいと思うのが、少なくとも、自分にとってのアイドルとの公平な関係性だと思うので。
なので、人前で褒めるのはいくらでもして良いから、良いと思った事は全部noteでぶちまけてやる、みたいなノリで毎回書いちゃってますけれども、課題になりそうな部分とかも、ひっそり気にしてたりはするんですね。他人に言う必要がないから言わないけれども。
そんなスタンスで毎回ライブに行ってますけれども、今回の4期生ライブは、5回目のひな誕祭までの成長曲線から、物凄く上にグイッと伸びる線を引いてきて、めちゃくちゃビックリしました。
特にやっぱり、歌唱力の底上げと、フォーメーションや振りの揃い、ユニゾンの強化でしょうか。
というか、ひな誕祭からの4ヶ月で、それ全部出来るの?ってビックリするくらいの伸びっぷり。
新参者の時に感じた粗さが、かなり解消されていて、見違えるほどのパフォーマンスでした。
ひなパレが始まったので、やっぱりみんな「歌をもっと上手くなりたい!」という気持ちに火が点いたであろう事は予想に難くないですし、実際、ひなパレ聴いてて「この子、上手くなったな」と思う機会がめちゃくちゃ増えました。
だから、歌唱力自体は今回のライブでは絶対に評価が上がる事自体は想定していました。
が。それと同時に、フォーメーションや振りも凄く向上していて、その相乗効果で評価が倍々になって、最終的に「物凄い成長を遂げた」という評価になりました。
後方腕組東堂葵勢として「成ったな」って感じです。
渡辺莉奈
めちゃくちゃ凄かった。
ひなた坂の時から思ってましたけれども、やっぱりショートヘアにして正解だったな、という印象。これが確信に変わりました。
"仁"が乗ってる、ってこういう事だと思うんですよね。
ロングの時って、見た目は割とストロベリーソフトクリームみたいな甘々な"可愛い"が目立っている感じでしたけれども、性格的には落ち着いている感じだったり、可愛いけれどもぶりっ子感はあんまりなくて、レモンジェラート的なサッパリしたキャラという印象でした。
それが、ショートヘアでサッパリした見た目になっていて、外見と性格が凄い良い相性になったように感じます。
その結果、ひなた坂ライブでの『My fans』での格好良さや、今回の『夢は何歳まで?』や『アディショナルタイム』での格好良さに繋がっていると思います。
そのうえで『夕陽Dance』でもはつらつとした感じも似合いますし、ダンスの格好良さも拍車がかかったように思います。
元々のお顔も、成分的には"可愛い"も"綺麗"も"凛々しい"も全部持ってる感じなので、今は"凛々しい"を重点を置いてる時期、というところで。
"可愛い"に戻す事も出来るし、もっと"綺麗"を強くする事も出来るので、未来にどうなるのかも楽しみにしつつ、今はこの"凛々しい"が大正解だなと思います。
とか常々考えてたら、Day2でみっちゃんが同じような事言っていたので嬉しい。
平岡海月
やっぱり大好きだなー、と公演を見ながら思いを強くしておりました。
ダンスが格好良い、というのはやっぱり目で追い続けて飽きないので嬉しい。
今回はやっぱり純粋なパフォーマンスとして『川は流れる』と『You're in my way』ですね。
『川は流れる』は、表情も良かったし、コーラスも凄い良い。
コーラスの声はめちゃくちゃ綺麗で最高でした。
ひななりのミュージカル回で、声が出なくて悔し泣きしていた時に、それでもみっちゃんの声の良さは、絶対いつか武器になると思ったので、今回、その一端を見られて良かったです。
春夏秋冬って~の部分の(ハーハー)の声、めっちゃ綺麗なのでリピート配信などでぜひ。
あと、誰よりも高く跳べ!の「錆びたルールなんか重い鎖だろう」のところも綺麗な声してますのでぜひ。
誰跳べの「跳べー!!」の前の煽りも、手でクイクイするの好きだなぁ。
ああいうところで、おたけに「要注意人物」と言われた、みつきちゃん(11才)が出てくるのが好き。
宮地すみれ
『ガラス窓』前のソロダンスがエグい。
やっぱり、めちゃくちゃスタイルが良いですよね。
長身+長い手足で凄いのに、そこにバトントワリング由来の柔らかい表現がめちゃくちゃ相性良くて、とにかく綺麗。
そして、普段はニコニコの笑顔が可愛いのに、舞台に上がると急に顔つきが変わってシリアスなお顔でドキッとしちゃう。
これぞまさに表現力。
早く4期生楽曲のセンターを見たい…!と改めて思いました。
その他のメンバーのここが良かったポイント
たまちゃん。『ガラス窓』の蹴り上げキック。超格好良い!
りーお。Day1に開始3曲で前髪が死んだ、って言ってたけどそこからのおでこが可愛すぎた。Day2でおでこ出してて良きでした。
かほりん。おでこ可愛すぎた。
たけちー。しかたん前の寸劇で自画自賛してるの可愛かった。ニッコニコの笑顔も好きだけど、シリアス顔のおめめの切れ長っぷり本当に好きなので、Day3の自画自賛にめちゃくちゃ頷いてた。
はるはる。『My fans』の「絶対何も理解できないよ」の部分の狂気の表情、めちゃくちゃゾクッとした。
なぜパフォーマンスがこんなに伸びたか
Day1終わったあとにたまたまこの記事を読んだんですけれども、これでめっちゃ腑に落ちました。
4期生の強みってエモーショナルな部分だと思っていて、気持ちを届ける事が凄い巧い、というか、唯一無二、という印象でした。
その反面、以前はダンスや表情や歌などのスキル面の拙さも同時にあったように思います。
でも、スキルは磨けば光る部分でもあると思います。
そこが今回の公演に向けてしっかりと磨かれた事で、元々のエモーショナルさにスキルが掛け算されて、より凄いパワーが出力されるようになったと思います。
武道館ライブの総評
めーーーーーーっちゃくちゃ楽しかった!!!!!
今回の公演は、日向坂のライブに初めて行く、という人にオススメするのにも十分値するような出来だったと思います。
自分は櫻坂の方で、初めてのライブ配信をBACKS LIVEで経験した身ですが、今日、もし初めて日向坂のライブに行ったのなら、その時に凄い近い感覚を得ていたと思います。
「これが"本体"じゃないの?」と信じられないくらいに、めちゃくちゃパワーの高いパフォーマンスで圧倒される感じ。
なんなら、コールだけなら『魔物』や『誰跳べ』は本体の公演を超えた説がありますし。
ぶっちゃけてしまうと、正直、この公演を観るまでは、4期生がこのまま先輩になって大丈夫なのだろうか、という気持ちが0ではなかったです。
自分は4期生が大好きだし、良いとは思うけれども、同時にまだ未熟な部分が残るのも事実、という印象でした。
環境が要因で育つ事もある、とは思うので、先輩になってしまえば、ということもなくはないですけれども、今のままで"4期生に憧れた"という子は入ってくれるのだろうか、"4期生推しの5期生が居ない"なんて事になってしまったら寂しいじゃないか、という気持ちがありました。
でも、今回のライブで、その気持ちも晴れました。
4期生全員が、未来の日向坂46に対して大きな存在になれる。なっていく。
そういう道筋を示したライブになったと思います。
「最高!最強!4期生!」を、鼓舞ではなく、称賛としてコール出来る事が何よりも嬉しい成長だったライブでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?