見出し画像

ひらがな推しから見る井口眞緒という人物

ひらがな推しのBD、第2弾も無事発売になりまして、一通り見終わったので、それを踏まえて井口眞緒という存在に関して感じた諸々を書いていきます。

前提

ひらがな推しはちゃんと見ておらず、かつ、日向坂は、アルバム『ひなたざか』リリース後に推し始めたので、井口眞緒、柿崎芽実の両名に関しては全く知識がなかったです。そのため、リアルタイムでどうだったか、という部分は無いので、昔から推している方とは解釈が違う可能性があることをご了承いただければと思います。

抱いた感想

とにかく"人の良いところを見つけるプロ"
これが本質だと感じます。

割とネガティブな評価を、本人も自虐で言いますが、実際に、たしかに、って思う部分も多々あって、憧れるようなアイドル像という人物には、正直思えないです。一度話出したら止まらず喋り続けて、勢いだけは凄いから延々と要領を得ない話をしたりとか、ダンスが悪い意味で目立ったりとか、歌唱力も低かったりとか。

しかし、それを補って余りある、人の良いところを見つけること。そしてそれを素直に褒めること。他人を思いやること。その、自分から他人へ施す"好意"が、尋常じゃない、というところの人間性が凄いと感じました。
スナック眞緒は本当に凄かったです。ゲストで来たメンバーの良いところを、サラッと、ズババッと淀みなく紹介していて、本当にそう思っている、という説得力が高すぎました。

駅伝企画とか、終始、走ってるメンバーを応援したい、という純粋な気持ちに溢れていましたね。朝6時から大声で叫ぶものだから、みんなから、うるさいって言われたりしていて。でも、本人がとても不器用な分、そこから溢れ出る気持ちに嘘がない、というところで、とても清々しい言葉として力になっていたんじゃないかと思います。替え歌で応援するところとか、めちゃくちゃ笑っちゃったんですども、そのおかしさがまた、走者のつらい気持ちを打ち消すくらいの底抜けの明るさとして、応援が届いたんじゃないかとも思えました。面白い上に暖かすぎて、替え歌で泣いちゃいました。

本当にね、喋り出したら全然止まらないけれども、そういう不器用さもまたクセになってきますよね。むしろ、不器用さを知れば知るほど、出てくる気持ちがいかに純粋か、という部分が際立っていくと感じます。だから、番組で井口砲って言われてましたけれども、最後までなんかついつい聞いちゃいますよね。なんか言いたい事があるんだなー、と思いながら耳がそっちにいってしまう。そして、オチがあったら面白いけど、なかったらなかったで面白いレベルまでぶわっと喋ってくるので、それ自体が面白い。この辺りの愛嬌も恐ろしいレベルで凄かったです。

あと、食に貪欲過ぎるキャラもめっちゃ面白かったです。
お弁当の見本をつまみ食いする、とか、ちゃんと他のメンバーに迷惑かけないように、っていうずる賢いところがまた最高でした。自分の欲望に正直なんだけれども、仲間を大切に想う気持ちもしっかりと両立させていて、そういうところがまた井口というキャラクターを確立してて良いな、と思います。
食に貪欲過ぎて、スナック眞緒のひよたん回で、昆虫食を躊躇なく食べたりするところも、結局「井口だもんなぁ」と謎の説得力が生まれているところも凄く好きです。そこまでイケるのかー、ってある種の感動すらありました。
そして、運勢ランキング。激すっぱジュースを飲みきったら順位教えてあげる、っていう半ば罰ゲームを盛り上げるためだけのフリに、マジで顔色一つ変えずに飲みきっちゃうのヤバかった。そういえばこの子、激苦のセンブリ茶を一気飲みして、罰ゲームでみんな一緒に飲ませたかったのに早いよ!って叱られて2杯目おかわりさせられて、それもスッと飲んでたヤバいヤツだったなぁ、というのを、改めて突きつけられて面白かったです。
食が絡んだ時、本当に鉄人、って感じで凄いです。

座談会で「眞緒を呼ぼう」って話が出てましたけれども、こっそり実現しないかなぁ、と思いますね。今のメンバーを見て、改めて色々と褒めてほしいです。特に、2021年にはWケヤキフェスとして、日向坂単独でコニファーフォレストの地でライブが出来ましたからね。記念すべき公演を終えて、当時の苦楽を共にした者としても、色々と伝えたい事があるんじゃないかと思います。その胸の内を聞いてみたいです。

ここからは全部想像なんですけれども、きっとけやき坂が厳しい時に、メンバーの一番のファンとして、みんなを支えたのが井口眞緒という存在だったんじゃないかな、と思います。人の良いところを素直に良いと褒めるのって、自尊心が高ければ悔しくなるし、照れがあれば恥ずかしくなるしで、結構難しい事だと思うんです。でも、井口眞緒にはそれが無い。だからきっと、自分の良いところに迷っている時に、井口眞緒の褒め言葉はたくさん沁みて、それでまた頑張れたんじゃないかと思いました。

ダメな子だったかもしれないけれども、本当に、良い子だな、と思いました。正直、全然知らない状態の時に「会社に入っても戦力外通告受けた」というニュースを聞いて、かなりネガティブな意味でダメな子、ってイメージがずっとあったんですけれども、がな推しのBDを見て、ダメな子はダメな子なんだけれども、大分良い子でもある、っていう感じて、好きなタイプじゃあないけれども割と好き、となりました。面白え女。

今現在はなんやかんやありつつ、地元新潟に貢献出来るお仕事もがんばっているようなので、そちらでちゃんと結果が出る事と祈っております。
スナック眞緒を開店した際には、お酒でも贈りたいと思います。

あ、ずっと"井口"呼びなんですけれども、これは完全に愛称としての"井口"です!もうなんか、唯一無二過ぎて"井口"は"井口"が一番しっくりくる呼び方だな、と思います。若様が"井口"呼びしてるイメージが強すぎるんよ。

おまけ:柿崎芽実について

いやー…逸材でしたね…。すんごく可愛かった…。
けやき坂の末っ子っぷりが凄いし、ぶりっ子がめっちゃくちゃ似合う可愛さだった。お父さんが構いたくなる気持ちが解ります。こんな娘がいたら絶対に溺愛しちゃう。

Re:Mindの時も、初期はまあ、そんなにだったと思うんですが、6話くらいから一気に演技が上手くなった印象も強く残っています。
今も日向坂に居たら、絶対にセンター楽曲もあったでしょう。それくらいにアイドルとしてのパワーが高かったと感じました。

これは二人ともですが、ちょいちょいメンバーのブログに名前が出てくるのが嬉しいです。グループを卒業しても繋がりがある、っていうのは、それぞれが歩んできた人生に意味があって、お互いにそう思い合っている、という事の証左でもあると感じるので。これからも軽率に名前が出てくれると嬉しいな、と思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?