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【ひなあい】細かすぎて伝わらない日向坂モノマネGP

めっちゃくちゃ面白かった!!

企画自体が面白くて、絶対に笑い続ける30分になる!という予感しかなかったですけれども、蓋を開けたら単なるモノマネ回で終わらず、宮地すみれ大暴れ回で最高でした。

ハズレのないモノマネ回

モノマネといえば、乃木坂さんの内輪モノマネ回もなかなかに面白かったですし、櫻坂さんのそこさくでも確か1回やっていて、それもかなり面白かったです。
そして、ひなあいでも、くみてんの一足早い30歳お祝い企画にてショートコーナーで披露されて、その段階でもめちゃくちゃ笑いました。
だから、モノマネ企画単体で来るのは、絶対に面白い、という確信がありました。

しかし、そこはさすがバラエティー戦闘集団、日向坂。
単なるモノマネ企画で終わらず、予想外の展開が待っていました。

たくさんのメンバーにモノマネされる宮地すみれ

前回、くみてんのお祝い企画で行われた際には、りなしによるすみこのモノマネが最高に跳ねて優勝になりました。
すみこの口癖「全然大丈夫だよ~」が凄いパンチがあり、それをりなしが上手く切り取って仕上げた事で爆笑をかっさらいました。

これを受けてか、今大会では色んなメンバーによる宮地すみれモノマネが爆誕。それぞれがそれぞれの視点ですみこをモノマネし始める事態が起きました。

  • 人とぶつかりそうになった時の宮地すみれ(演:小西夏菜実)

  • 富田鈴花の事が大好きすぎる宮地すみれ(演:松田好花)

  • 大好きな小西夏菜実の前で子犬のようになる宮地すみれ(演:平岡海月)

  • 大丈夫そうじゃないくしゃみをする宮地すみれ(演:松田好花)

これだけであれば、そこまで問題にはならなかったと思います。
普段から喋り方や仕草が特徴的なので、すみこのモノマネが多く出るのもある程度分かる、共感できます。

しかし。
みっちゃんがすみこをモノマネした「子犬のようになる宮地すみれ」の終わりで事件が起きました。

ポケモンのようについていく宮地すみれ

感想を聞かれたすみこが、自分は「人についていっちゃう」と語るまでは良かった。

しかしそのまま話は続き、まさかの追加情報「人についていくクセがあって、中学生の時のあだ名が"ポケモン"」という強烈なパンチのある情報が出てきてしまい、ここで一気に流れが変わりました。

普通、モノマネが終わった後、モノマネされた側に色々聞く、という流れそのものはあると思います。
しかし、大体が、「誇張しすぎ」「ついついやっちゃう」「無自覚にやってて今気づいた」の3択かなと思います。

ここでまさかの初出し情報、しかも妙に強烈なネタが出てくる。この展開は、若様の、メンバーの、おひさまの心をガッチリ掴んでしまいました。

結果、その次のすみれモノマネ「くしゃみ」の回でも、若様も春日さんも、何か出てくるんじゃないかとしっかりすみこに話を振り、すみこはあんまりにも話を振られてテンパり始める、という事態が起きました。

渡辺莉奈とのコンビ芸をねじ込んできた宮地すみれ

最終的に「歌っている時に何かを掴もうとする正源司陽子」を披露したりなしが優勝しました。

優勝発表後、優勝の感想を聞かれるりなし。
「数々の宮地すみれモノマネがあったので負けると思っていた」と語るりなし。
しかし、その感想が途切れた瞬間、すみこが横から急にカットイン!

すみりなのコンビ芸が気に入っている若様も、まだ話を振ってないのに、さすがにこのタイミングじゃないぞ!?と焦っていて面白かったです。

しかし、その戸惑いもなんのその。
一緒に考えたネタでりなしが優勝してくれて本当に嬉しい!と大喜び。
あまりのテンションに制止も出来ませんでした。

渡辺莉奈のウィニングモノマネを見守る宮地すみれ

ここまでで、モノマネとして切り取られるだけでも面白かったのに、パンチのある初出し情報や、MCとのやりとりで跳ねに跳ねたすみこ。
その上で、優勝ネタに対して原作の主張で絡んで来てしまい、これはもう宮地すみれの回だ、という事を確信した若様。
優勝記念でりなしのモノマネをおかわりする際に「一緒に立ってて」という発注を行いました。

その結果、優勝ネタを改めて披露するも、りなしをじっと見守るすみこ、という謎の要素が足されてとっ散らかってしまい、日向坂モノマネ回とは?という大着地になってしまいました。

モノマネをしっかり披露するりなしから、急にりなしを見守るすみこにカメラがスイッチした瞬間、スタジオは爆笑。
見てるこっちも、なんだこれ!?って感じでしたが、現場のライブ感がめちゃくちゃ伝わってきて非常に面白かったです。

モノマネされる事で株が爆上がりする宮地すみれ

今回特に凄いな、と感じたのは、モノマネをした方の面白さ以上に、モノマネをされたすみこの方にキュンキュンしてしまう、という事だと思いました。

乃木坂さんの方だと、卒業生の和田まあやさん、4期生の林瑠奈さんの「切り取りと演技が上手いタイプ」に、今度はどこを切り取ってくれるんだろう、という期待が高まる感じでした。

しかし、今回のモノマネは、なぜか「すみこが可愛い」に帰着するように思いました。
モノマネのクオリティでいえば、このちゃんがめちゃくちゃ巧かったように思うのです。
すーじーに喜ぶすみことか、めちゃくちゃ想像が出来る。
にも関わらず、その、このちゃんによって再現された幸せオーラが、そのまますみこ本人から発せられているところを想像させてきて、宮地すみれという存在のイメージの強度がより固まって、すみこのそういうところが好きだな、って思わされました。

正直、次回のミーグリで、会いに行きたい。

改めて、モノマネそのものを評価しよう

すみこモノマネが爆発していて、最終的にはフォーマットが崩壊した、と言っても過言ではない今回のモノマネ回。
(フォーマットは崩壊してるけどもめちゃくちゃ面白くて、現場のライブ感が最高だったからめちゃくちゃ大好き)

というわけで、純粋なモノマネそのものの面白さの部分もちゃんと語っておきたいな、と思います。

まあ、優勝ネタは"ちゃんと細かすぎて伝わらないモノマネ"としての評価としてめちゃくちゃ理解出来る内容ですし、そもそもノーすみれでの評価だったので、優勝ネタ自体もちゃんと評価されているのですが。笑

ただ、すみこ大暴れの軸が出来上がってしまったので、すみこ絡みのネタがフィーチャーされる傾向がある分、そうじゃないネタにもスポットを当てておきたいな、という感じです。

個人的優勝ネタは、「君は0から1になれ」のMVの最後でスローモーションになるメンバー

個人的には、これが一番刺さりました。
何周しても面白い。

とにかく激似。

改めてMV見ると、どこの誰だ!?ってなるんですけれども、記憶の中には確かにすーじーのモーションの子が居るんですよね。不思議。
それくらい、躍動感の再現が完璧で、ある種の感動をしながら、笑いがこみ上げてきます。

Hey!みくちゃん

完全な一発芸としてめちゃくちゃクオリティ高かったですね、みくにんの青春ポップコーン歌い分け。
終わった後のみくにんのやりきった笑顔がまた可愛い。
本当に、すみこがあんなに大跳ねしなければ、もっともっとフィーチャーされていただろうに…!タイミングが悪かったなあ、という印象でした。
またどこかのタイミングで、例えば社員旅行の余興回のような企画があった時に改めて披露して、ちゃんと再評価されてほしい。

かほりんの演技力

かほりんの披露した、ひらほーの笑い方、みっちゃんのごめんなぁ、どっちも面白かった!

ひらほーの笑い方、全然気にはなってなかったんだけれども、言われてみれば確かに特徴的というか、「は」がちゃんと「は」で区切られてる感じの笑い方だなぁ、って気づきました。

みっちゃんの「ごめんなぁ」は、マジで間のとり方が秀逸で引き込まれますね。テンポの強弱の上手さ的には、本家のネタに匹敵する感じでした。

動画配信

Leminoにて、放送1週間以内は無料、以降は有料会員登録で視聴できます。
ただし、配信期限が1年くらいなので、2025年以降はあやしそうです。


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