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俺が愛してやまないもの

企画参加のきっかけ

最近、というかちょっと前から、noteのタイムラインのところに、こんなの出るようになったよね。

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これ、フォローしているみんなが新着記事出しましたよーのお知らせだと思うんだけど、便利だよね。

たまたま記事を読めるタイミングだと、ここから目についた記事に飛ぶことが多くなった。

先日もそうやって、たまたまももりゅうちゃんの記事を開いた。

ちょっぴり切ない前置きから始まる、企画の開催宣言記事だった。

即参加することに決めた。

俺は何か、こういう偶然の出会いを大事にするタイプなのだと思う。

人は見たいものを見、聞きたいものを聞く

知覚することが選別の産物だとすると、俺のアンテナがももりゅうちゃんの企画を拾うという偶然は、俺の必然でもあるのだ。

ももりゅうちゃんは言う。

・自分がすごく好きなもののこと
・好きすぎて 気づいたらいつも無意識のうちに考えたり、やったりしていること
・将来こんなことをやりたいっていう夢(存在しない職業でオッケー!)
って内容で。
あなたの「わくわくする思い」「熱い気持ち」を感じたいのです。

 なるほど。それが「愛してやまないこと」企画なのね。

俺の愛してやまないものって何だ?

そりゃまあ、一番に頭に浮かぶのは家族なんだが、それはももりゅうちゃんの趣旨からちょっと外れる気がする。

とはいえ生来飽きっぽい性格だから、好きになって一時期ハマることはあっても、何かのきっかけで、スッと熱が冷めてしまう。

それは、決してなくなったわけではないので、また何かのきっかけで再燃することも往々にしてあるのだが、それを『愛してやまない』とは言えない。

だから、これという「モノ」では表せないなあとあきらめた。

ならば、俺のあいしてやまないものは、もっと抽象的な何かであろう

その考えに至り、自分のこれまでの嗜好を顧みることにした。

原風景

俺は兄と年子で、兄に障がいがあることから2人を一緒に育てるのが難しく、しばらく母の実家で暮らしていた。

といっても、物心がつくかどうかの頃のことで、柱時計が鳴るといつも時計の下まで走っていって「ケ・ケ・イ!ケ・ケ・イ!」と、時計を指差していたんだと昔話をしてくれても、さっぱり覚えがない。

思い出すことのいくつかは、祖父や叔母の昔語りから自分で作りあげた記憶かもしれないし、定かではない。

親元に戻った後もちょくちょく預けられていたと思うから、その辺の記憶もきっと入り混じっているだろう。

けれども母の実家は俺にとっての原風景で、そこで得たものは、俺の芯であり、根っこなのだと思う。

多分、同い年くらいの遊び相手は近所におらず、そもそも祖父は農家の次男(多分)で、分家した感じだったんだけど、そんな背景でわかるように辺り一面田んぼに囲まれていたんだよな。

その上、用水用の川がすぐ隣を流れていたので、一人で出歩くのはダメだと注意されていたから俺の世界は家の中だけだった。

でも、これも多分だけど、退屈してなかった。当時、母の実家には壮年の祖父母、母の妹と弟がいて、よく相手もしてくれていたんだと思う。そして、それ以上に俺は一人遊びが全く苦にならない子どもだった。

一人で何をしていたのかというと、好きだった記憶が浮かんでくるのは、

一休さんのジグソーパズル。

世界の怪獣がのった本。

家の探検。

ここから浮かびあがる共通項は何だろう。

幼少期〜高校生時代に好きだったもの

小学校時代は、県をまたぐ大きな引っ越しをしたので、人間関係を一から作り直すことになった。

それまでは異年齢の繋がりがあったが、そこでブツっと切れ、同学年のみに。

その後やっと構築した人間関係も、もう一度引っ越して白紙となり、さらに再構築が必要になったんだが、多分どっかで諦めが入ったのか、それとも元々そうだったのか、積極的に輪の中心に行かなくなった。

中学にもなると、すっかり中心集団から外れたところに自分を位置づけるようになった。

真面目だが取り立ててみんなを引っ張るでもなく、だからといって羽目をはずすこともしない、いわば内向的な、先生の記憶に残らない生徒になった。

そして、それは高校まで続くことになる。

そんな頃、俺が好きだったのは

エルマーと竜、ぽっぺん先生、佐藤さとるのコロポックルの話、とんがりえんぴつ、ゴリラのびっくり箱、学研マンガ◯◯のひみつ、まんが日本の歴史、戦国武将の伝記、まんがことわざ辞典、まんが故事成語辞典、シートン動物記、ファーブル昆虫記、ムツゴロウさんの書いたシリーズ、ひげよさらば、のんのんばあと俺…

マンガ

多分最初は、なんか台車みたいなものに古本を積んで売ってたおっちゃんから買ったか見せてもらったかした、あまいぞ男吾。コロコロとボンボンからジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン、月刊のそれら、ビックコミックスピリッツ、ヤンジャン、ヤンマガ、ヤンサン、ヤンチャン、モーニング、単行本で花とゆめとかウイングスとかチャオとか…

改めて書き出してみると,特に小学校の高学年から中学校にかけては四六時中,本を読んでいたな。テレビはその頃から見ていない。俺のペースじゃなく放送する人のペースになるからかもしれない。

大学時代

大学時代は一人県外に出た。

周りに誰も知った人がおらず、全てが自分の思うままに過ごせたこの時期は,俺にとっては大学デビューというか、素のままでいられた時期というか。

このころ好きだったものといえば

少林寺拳法。

技一つひとつについて解説ノートを作るくらい技法にハマった。

そして、かな。

高校までの、いろいろ被ってたものを全部取り去って,まあよく遊んだ。俺のアオハル時代だと言えるだろう。

俺の愛してやまないもの

 振り返ってみたはいいものの、共通項を探すのが難しいな笑

 とはいえ、なんとなくわかった。

 どうやら俺は、知ることを愛しているようだ。

ということで、

未知

これが俺の愛してやまないものである。

一休さんのジグソーパズル。

世界の怪獣がのった本。

家の探検。

漫画

少林寺拳法。

全ては俺にとって、知的好奇心をかき立てるものだからこそ、琴線に触れてきたのかもな。

そういえば、俺、隠されてるものを見たくなるという性癖あるんだよな(意味深)

ももりゅうちゃんごめん🙏

全然オタクな記事になってない笑

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