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【シネマメモ帖 「フォードVSフェラーリ」は男のロマンがフルスロットル!】



1960年代、フェラーリに対抗して、ル・マン24時間レースに挑戦するアメリカ自動車メーカー フォードの奮闘ぶりを、エンジニア兼設計士のキャロル・シェルビー(マット・デイモン)とフォード所属レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)の友情ドラマと並行して描く、実話を元にした、働く男のロマンがフルスロットルしまくるカーレースドラマ。🏎🏎🏎



とにかく、デイトナやル・マンでのカーレースシーンが迫力満点。
劇中のレーシングカーはCGではなく、本物(今のクルマに当時のレーシングカーの外装をつけたもの)を走らせ、エンジン音も当時のレーシングカーのものを取り入れる等、カーマニアも唸らせるこだわりっぷりに脱帽。

また、年齢的には「おっさん」に属するマット・デイモンとクリスチャン・ベールが、フォード上層部からの嫌がらせにも屈せず、フェラーリを超えるフォードGT40を開発し、ル・マン優勝を目指して愚直に取り組む姿と男の友情をド直球に描き切った点に胸が熱くなった!😃


昨今の映画は、強い女性と悩みっぱなしの男子があーだこーだしている作品が多かったので、久々に「努力×友情×勝利」の少年ジャンプ的な熱い男たちの物語が観られて、嬉しいかぎり。🤣

また、ケン・マイルズの息子が素直にカードライバーとしての父親を尊敬しており、映画の中で久々に父性復権が描かれている点も好感が持てた。



カーレースにそれほど興味がない人でも、本作を観れば、カーレースのスピード感と臨場感には興奮すること間違いなし。
ぜひ、大スクリーンで観ることをオススメします😆😆😆

#フォードvsフェラーリ
#マット・デイモン
#クリスチャン・ベール

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