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かつてのマンダラアート、その後

終わらせたパステル曼荼羅アートに引き続き、マンダラ塗り絵から始まったマンダラアートも供養したいと思う。

色鉛筆で彩色。粒子を潰すために刷り込んで描いた。



終わらせたパステル曼荼羅アートというのは、こちら。



同じように、マンダラアートも何枚かUPすることで、終わらせることにする。

大きなスケッチブックに描いた。



マンダラアートは、中心から外に広がるキレイな図形と捉えていたので、図学の本とか対称図形の描き方の本とかを読んでみたり

描き方を教えて欲しいと言われて、WSみたいなことをしたこともあった。

ハガキサイズにチャレンジ
クーピーも結構キレイな色が出た。


マンダラアートをもう一度と、思って最近また描いたけど、もうかつての熱意はなくなっていた。
老後に眺めるマンダラブックを作ろうと思ったのに。

ドネーションのお礼にいただいた水晶と一緒に。


モチベーションが上がらない中、そもそもマンダラって何なんだ、というところを掘り下げようと自分の過去記事を探したり、両界曼荼羅、東寺&高野山、空海、と調べていたら、四国遍路(四国八十八カ所巡礼)に行きついた。

四国遍路では、何巡しても1冊の納経帳に印を押し続けると知って、神社のご朱印帳と違って延々と増え続けないんだ、というところに感動した。

それなら回ってもいいなという軽い気持ちで、どう回るのかなど調べていくうちに、ぐるっと円を描くように回るということは9回巡ったら曼荼羅が完成することなのでは?と閃いて、さっそく先月から四国遍路を始めてしまった。


そして回り始めたら、納経帳こそが私のマンダラブックだ!という閃きも起きる。

私の新しいマンダラブック、四国遍路の納経帳



ちなみに9回というのは、アントニオ・タブッキの「イザベルに ある曼荼羅」が9章で中心にたどり着いたところから来ている。

仕事用のシステム手帳に描いたこともあった。


私が四国を9巡もできるのか、それが現実的な案なのかどうかは不明。
しかし、子どもの頃の家出願望(≒旅)も満たされそうで楽しい。

満願のとき(一巡が終わったとき)に奥之院に行かれる方は多いそうだが、私は奥之院をスタート地点にした。

高野山奥之院でいただいた御朱印

八十八カ所を無事に参れたら、また奥之院で御朱印をいただく予定。


こうして、かつてのマンダラアートは私の中で区切りをつけた。
 
南無大師遍照金剛

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