ヘドウィグ アンド アングリーインチ を観て
※ネタバレ含みます。
幸運にもチケットが取れたので2/13に観てきました。
私は関ジャニ∞のオタクで丸山くんファンです。
ミュージカルは初観劇
ヘドウィグについて何も知らなかったのですが、バンドは好きだし、ライブハウスも好きなので、きっと好きな作品の予感がしていました。
ライブやコンサートは予習しないタイプですが、今回は映画を観て行ってからの方がストーリーがわかるという前情報を得たので、Amazonで映画をレンタルしました。
映画を最初観終わったあとは、わかったようなわからないようなというのが正直な感想。
その後、色々と考察記事を読んで1番しっくりきたのがこれ↓
フラスコ飯店さんの記事
https://frasco-htn.com/review/movie/6198/
この方が書いた記事を読みながらもう一周。
2回観てやっと理解できた(気がする)
これは予習しておいてから観るのが絶対良いと強く思いました。そしてミュージカルの中でどういう風にヘドウィグの物語が展開されるのかとても楽しみに…。
ここからはミュージカルの感想です。
丸山くん演じるヘドウィグが、トミーとの事故スキャンダル後にライブをやっているという設定で舞台が展開されて行きました。
私たち客はヘドウィグのライブを観に来た観客(野次馬)という設定。
ミュージカル初観劇の私にとっては、ライブを観に来た観客という設定がしっくり来て、違和感なく観れてよかったと思う。
丸山くん演じるヘドウィグは、情緒不安定で強気だけどいつも不安で、わがままなのに自分に自信がなくて、チャーミングでほっとけないって感じでした。
イツハクにはめいっぱい当たりが強いのにアングリーインチのメンバーには飄々としてるのも、イツハクには離れていってほしくない気持ちが強いことの裏返しだろうな…と思ってしまい涙。
個人的に思ったのは、結局ヘドウィグは誰からも愛されなかったけど愛されたいってずっと思ってるけど、お母さんにもトミーにもイツハクにもなんだかんだ愛されていて(そのやり方とか方向性は違うのかもしれないけど)それを受け入れるところが始まりなのかな、と思いました。そして自分自身を愛さないと誰をも愛せないよって。
歌に関しては観る前からなんの心配もしていなかったけど(歌以外もだけど)、やっぱり最高でした。グラムロックって私の中では特に好きなジャンルではないけど、劇中歌は全部すごい好きで、それが生バンドで聞けるとなるともう最高でしかなかった。
特に好きだったのは「Angry inch」と「Wig in a box」でした。
あんな感じのロックを歌ってる丸山くんは初めて観たけどかっこよかったな…。
やっぱりいろんな方々から言われてるように耳が良いんだろうな…物真似じゃなく自分のものにしてた。
観終わって1週間経っても興奮が覚めないので凱旋公演もどうにかして行きたいな…無理かな…
あとはヘドウィグが自分を抑えられなくて激昂するところと同じくらい丸山くんが自分を抑えきれなくて溢れ出てたところが個人的に大好きでした。
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