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ついに「村雨会」が逮捕!乱交パーティは逮捕されます!?

自宅で乱交パーティー、8人逮捕 「何年も前から主催」


2020年10月4日 16時49分│共同通信 発表によると

 大阪市内の自宅で参加者を募って乱交パーティーを主催したとして、大阪府警南署は4日までに、売春防止法違反(周旋)容疑で同市中央区島之内、無職村上芳浩容疑者(62)を逮捕した。パーティーに参加したとして、公然わいせつ容疑で30~50代の男5人と30代の女2人も現行犯逮捕した。いずれも3日付。参加者の男女7人は釈放された。
 署によると、いずれも容疑を認め、村上容疑者は「何年も前から乱交パーティーを主催していた」と話している。
 村上容疑者は「村雨会」の名前で、インターネット上で参加者を募集。男性参加者については面接を実施し、有料の会員制としていた。

引用:https://news.livedoor.com/article/detail/19002128/

村雨会の運営者が逮捕されてしまいました。
容疑は「公然わいせつ」です。
逮捕されたのは乱交パーティに参加していた参加者7名と、主催者である男性1名です。

主催している「村雨会」とは

村雨会は大阪を中心に乱交パーティなどを主催している会で、ネット界隈ではちょっと有名な「大人の社交場」です。

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村雨会ホームページ(20年10月5日現在 存在確認)

村雨会の設立は2009年で、活動自体は非常に長く、ここ最近はTwitterやInstagramなどのSNSサービスとも連携しながら乱交パーティやスワッピングなどの情報発信も精力的に行っていたようです。

乱交以外には、輪姦、NTR(寝取られ)、集団調教会、王様3P、女装などのフェチにも対応しており、お抱えの女性にサービスを提供させていたようです。

複数に興味がある女性、寝取られに興味があるご夫婦やカップル等々、
妄想や願望を実現します。お気軽にお問い合せください。

このようなテーマを基に、大人の社交場としての定評とリピーターを獲得していました。

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村雨会Twitter(20年10月5日現在 存在確認)

SNSでは悲しみの声もあがっている。けっこうファンがいたんですね。摘発されて当然とはいえ、大人の社交場がひとつ消えてしまったことを残念に思う人もいそうです。

意外とちゃんとしていた? 村雨会の実態

会員制ということで、初回参加者は基本面接が必須でした。
しかも、一見様お断り。リピーターの紹介がなければイベントに参加することもできません。

カップルの場合も事前に面接を必須としていました。
この記事を執筆する段階で、すでに今月の面接日程が組まれていました。

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村雨会の面接日程(20年10月5日現在)

こうした面接実施の観点から考えると、乱交パーティなどは公に打ち出してやるべきものではないですから、秘密保持や信頼関係の構築など多少のリスクを背負って運営する上では必要な行動だったと伺えます。

乱交パーティというのは、文字通り不特定多数が入り乱れてSEXをする場。参加者に性病検査を行ったり、一般常識が通用するのかなども運営側は常に判断しなくてはなりません。面接を実施したりするところから察すると、そういった部分には意識を向けていたのではないでしょうか。

また、コロナウィルスにも配慮していた様子です。

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村雨会Twitterの発言より(20年7月5日)

乱交パーティは濃厚接触ですからね。感染症対策にも注意を払っていたようです。パーティ前には体温でも計っていたのでしょうか。

ただ、村雨会という名前で事業届は出されていませんでした。同様に振り込み元となる

気になる乱交パーティの参加料

村雨会のホームページによると、男性は15,000円。カップルは5,000円(2名)、女性とNH(ニューハーフ)は無料となっています。
けっこう安い。相当に良心的だと思います。普通、デリヘルで3Pを注文したりすると、60分で30,000円とかしますからね。

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ホームページには開催時期と参加する女性の情報も(20年10月5日 現在)

参加料の部分をよく読んでいると、ひとつ気が付いたことがあります。
カードでの決済が出来るようになりましたとあります。(手数料4%いただきますとの記載も)
他にはQRコード、iD決済、LINE Pay、d払いでの決済も可能とのこと。さらに交通系のカードで決済も可能。むむむ、どういうことなんでしょうか。

というのも、iD決済やLINE Payなどは契約前に審査があり、一般的に成人コンテンツなどでの利用はできません。(詳しくは各社規約を参照ください)
しかし、この村雨会はできるようです。
なぜなのか…?

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「RED NOISE」で請求されます…?

RED NOISEと村雨会

気になったのでRED NOISEで検索してみると、1件ヒット。
大阪府大阪市中央区心斎橋にあるBARです。

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心斎橋にあるBAR RED NOISE

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背景が一致。いかがわしいサービスもやっていたのかも?

表ではバーとして経営していて、裏では乱交パーティを主催。そういうことなんでしょうか。確かに、村雨会のTwitterでも時折「バー」という単語が検出されていますし、会のホームページにある登録している女性も、ここのバーと関わりがありそうです。同じ写真がFacebookとTwitterにありました。つまりそういうことなんでしょうね。
バーの決済サービスを使って乱交パーティの売り上げを計上する。それって違法ですよね。

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村雨会に登録されている女性(一部はバーの写真では?)

お酒も飲めて、女の子といかがわしいことができるバー。なかなか良心的なサービスですが、こちらのお店もしばらく営業は難しそうですね。

乱交していた場所は?

村雨会が主催していた乱交パーティの会場は、記事によると「自宅」です。確かに自宅であれば近隣に迷惑はかかりませんし、自宅に招いている以上プライベートの集まりであるという主張も通るかもしれません。

なぜ逮捕されたのか?

考えられる要因のひとつとして、警察にマークされていたのでは、と予想しています。
5chスレでも、爆サイでもヒットしまくり。ホームページやSNSなどでも情報発信しまくり。見つけてくれ!と言わんばかりにアピールしているようにも思えます。基本、こういった事件の摘発は現行犯での逮捕となります。したがって、開催場所の特定こそ難しいものの、偽の面接をして捜査したり、あるいはタレコミによるものなどが考えられますね。
いずれにせよ、火のない所に煙は立たぬともいいますから、これはバレてもおかしくはないでしょう。

不特定多数の者が、公然と性行為

同様の事件が過去にもありました。通称、「趣味の会」事件。

当時、主催者は「自分たちは『趣味の会』である」と称していました。ところが、宮城県警は2009年6月17日夜、この「趣味」に突然踏み込んだのです。

 仙台市青葉区のマンションの一室に捜査員が入り、男女の客がコトに及んでいる現場を押さえたのだ。
 客の男性会社員(47)と女性店員(23)を公然わいせつの現行犯で逮捕。それを手助けしていた主催側の無職男性(31)と女性会社員(42)も、公然わいせつ幇助の現行犯だった。
 主催側では、ヘルス嬢3人も、その場にはいなかった部屋所有の風俗店経営者(46)も、それぞれ公然わいせつなどの疑いで逮捕された。逮捕者は計8人で、ほかに、女性1人、男性8人の客がいた。パーティーは、男性が1万5000円、女性が無料。携帯サイトの掲示板で「大人のパーティー」と募り、1回10人前後で、月に5~8回開いていたという。
 この摘発内容が報じられると、ネット上では、次々に違和感を訴える声が上がった。2ちゃんねるでは、「乱交パーティーって犯罪なの?」「誰が被害者なの?」との疑問や、「マンションの中でやってるのに」「個人的な趣味」との指摘が書き込まれている。コトの最中に踏み込まれた客は、驚いただろうが、2人とも容疑は認めている。
 逮捕された主催側の6人は、「やっていたが、罪とは思っていなかった」などと供述しているという。ネット上で出ている反発の声に対し、仙台中央署の副署長は、こう理解を求める。「逮捕したのは、マンションの一室とはいえ、不特定多数の者が、公然と性行為をしていたからです。参加者が、ほかの全裸の参加者を見ることができる状態でした。
 ストリップショーでも、性行為を客に見せるようであればダメです。お金を取ったこととは、関係ありません。知人同士でも、状況によっては公然わいせつに問われます」
引用: 2009年6月19日 20時26分 J-CASTニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/4210946/

乱交パーティは逮捕されるリスクが常にあります。そのうえで実行していたのであれば、本人にとっても致し方無い部分があるのではないでしょうか。

実際に弁護士に聞く「ご法度」の理由について。

現状では、乱交パーティーは御法度です。

当時の仙台中央署によると、摘発のきっかけは、匿名での通報でした。マンション12階のため外からは見えず、声がうるさいという苦情も聞いていないといいます。乱交パーティー情報が氾濫する中での摘発については、副署長は、こう説明しています。「ネット上で情報があるからといって、他人の家に勝手に踏み込むことはできません。裏付けがないと、裁判所から逮捕令状が取れないからです。 しかし、今回は、通報があって、確実にパーティーが開かれることが分かったから摘発しました」

こうした性犯罪に詳しい奥村徹弁護士は、摘発の理由について

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