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登録有形文化財を増やして、有馬の核づくり。伝建築を目指して!

6月24日付で御所坊、駿河屋、蔵のギャラリーが登録有形文化財に登録されました。この先50年の有馬の動きにつながればと考えています。

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登録有形文化財とは

第二次世界大戦後、急激に古い建物を壊して新しい建物に変わっていった。そこで1996年文化財保護法を一部改訂して、原則50年以上経過していて、

(1) 国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2) 造形の規範となっているもの
(3) 再現することが容易でないもの

が登録有形文化財として登録する事が出来るようになった。

御所坊の建物が登録有形文化財に登録された。

登録有形文化財の制度が出来て、すぐに登録しようと試みたことがあったが諦めた事があり、登録できないと思っていた。

それは御所坊の建物の外側に非常の場合の為の廊下と避難階段を設けていたからだ。それが取ろうと思えばとれるものだからOKだという事で、申請をした。

当初は、御所坊から湯本坂に上がる所の駿河屋という古い土産物屋を改修した際に登録有形文化財に登録しようとして動いていた。その流れの中で御所坊も出来そうだという事で登録申請を行い、ついでに御所坊の新館と呼ばれている棟と明治時代の蔵(現在ギャラリーとして使用)も一緒に申請を行った。

令和3年6月24日付の登録書が送られてきた。建物に付けるプレートは後日送られてくるそうだ。

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今後の有馬温泉のありかた

現在、湯本坂の古い街並みに人気があり多くの観光客が訪れている。現在はコロナ下なので客数は少ない。

街並みを形成している建物の多くは50年は経過しているので登録有形文化財の認定を受ける所は多いと思う。そこで街並み部会の人達に「登録有形文化財に登録しよう!」と呼びかけている。

その次に伝建築の採択を目指したらよいんじゃないかと考えている。伝建築の場合は通りだけでなく、その奥まで対象になるのでハードルは上がるが目指す意義はあると考えている。

なぜならば、現在コロナ下なので動きは鈍っているが温泉街の周辺で大規模宿泊施設の計画が複数ある。計画している会社はそれなりの事業計画を立てていて勝算があると考えているから進めているのだろう。

しかし有馬の魅力の一つは、そぞろ歩きの出来る温泉街だ。

その温泉街の景観を維持し、魅力を増す方法として伝建築はアリだし、登録有形文化財登録をすることで、古い建物の価値を見直し、維持して行く事が今後の有馬温泉にとって重要だと考えている。

登録有形文化財のメリット、デメリット

登録有形文化財の修理費用の補助があるんじゃないかな?

上記にPDFをリンクしています。



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