見出し画像

noshの特徴と実食感想

冷凍宅配弁当サービスのnosh(ナッシュ)について、特徴と実食した感想を書いてみます。

1.特徴


(1)糖質・塩分が控えめでヘルシー
全てのメニューが糖質30g以下、塩分2.5g以下。
カロリーもそれほど高くなく、若者向けなおかず構成。
なお、メニューには大抵ブロッコリーかカリフラワーが含まれています。(最近ほうれん草や枝豆も増えてきた模様)

(2)注文方法がシンプル
注文方法はWEBかアプリ、定期便onlyというシンプルな仕組み。
スキップ可能、停止も簡単。
また、基本的に自分で全てのメニューを選ぶ方式。同じものを複数頼むことも可です。
弁当以外にパンやお菓子も選択可で、こちらも低糖質です。

(3)お試しセットはない
お試しセットはなく、通常は初回300円引。
時々もうちょっと安くなるキャンペーンもやっているようです。

(4)容器は紙
弁当が入っている容器は紙素材。パッケージは度々リニューアルされています。
解凍時間は500Wの電子レンジで6分半程度。

(5)購入を継続すると割引になる
累計注文数20食→30食→40食→60食→80食で徐々にランクが上がっていき、最高ランクでは12%割引になります。(かつ、1回にたくさん買うほど単価が安くなります)
購入を継続していれば、割とすぐに最高ランクまで到達できるのでハードルが低いです。また、スキップ・停止しても、解約しない限りランクは保持されます。

(6)送料は地域によって異なる
工場が兵庫県尼崎市にあるため関西の送料が一番安く、遠くなるほど送料が上がります。
東京の場合は1,000円前後です。

2.実食した感想

今回は6食セットを注文して食べてみました。
値段は一番最初のレギュラーランクだと税込4,188円、1食あたり698円。(送料別)
以下の感想は、自分的においしい度が高かった順に書きます。太字がメインメニューで他はサブです。
※メニューは度々入れ替わるため、以下のメニューは大部分終売になっています。ただし、リニューアルで復活することもあり。

(1)ヤンニョムチキン
えびシューマイ
いんげんとささみのごま味噌和え
にんじんとごぼうのピリ辛きんぴら

ごはん向けメニュー。
こちらが今回頼んだ中で味・素材・色のバランス、ボリューム感で総合的にNo.1でした。
ヤンニョムチキンはケチャップとコチュジャンで甘辛な味付け。
サブもあっさり系のいんげん、蒸しのシューマイ、しょうゆ系のきんぴらとそれぞれ味が違っておりおいしく食べることができました。
珍しくブロッコリー・カリフラワーが入っていないところも良かったです。

画像1


(2)むきえびの黒酢あんかけ
厚揚げ豆腐のチリソース
彩り野菜マヨ
麻婆茄子

ごはん向けメニュー。
むきえびの黒酢あんかけはれんこん、玉ねぎ、じゃがいもが入っており、えびには片栗粉がまぶされているためあんの絡みがいいです。黒酢あんもまろやか。
ただ、サブの野菜がブロッコリーでなくカリフラワーのため全体の彩りが白と茶になっていること、麻婆茄子も中華&とろみ系で食感が被っていることは気になりました。
おひたしのようなあっさりした緑色の副菜が欲しかったです。

画像2



(3)ガーリックバジルシュリンプ
いかとブロッコリーのマヨ和え
ほうれん草のトマトソースかけ
なすのチリペッパー和え

パン向けメニュー。
シュリンプは殻が柔らかいので、頭からしっぽまで全部食べられます。
下に小松菜としめじが敷いてあり、じゃがいもも添えられています。
いかとブロッコリーはいかが小さくて少な目。
なすは熱がこもりやすいので、普通にパクッと食べると舌を火傷するので注意。チリの辛さはあまりないです。油が多めなので、パンを浸して食べると良いです。
ボリューム感はないので、軽く食べたいとき向け。

画像3


(4)白身魚とケールのとろけるチーズがけ
りんごとカボチャのフライ
ロマネスコのポテトサラダ
菜の花のタルタルソース

パン向けメニュー。
白身魚は骨がなく食べやすいです。
上にのっているケールも、チーズのおかげか苦みやクセはさほど感じなかったです。
カロリーが低めな割に、どのおかずもこってり系の味でした。個人的にはあっさり味のおかずを1種類入れてほしかったです。(菜の花はタルタルソースでなく、シンプルに塩味かおひたしが良かった…)

画像4


(5)たっぷり野菜のグリーンカレー
ほうれん草のぽん酢お浸し
アスパラのごまあえ
トマトソースのポテトフライ

カレーなのでごはん一択。
レンジの温め時間が他のメニューよりも長めの設定。(500wで7分~7分半)
味はちゃんとグリーンカレーで辛味があり、なす・ブロッコリー・オクラがごろごろと入っています。肉は鶏かと思っていたら牛肉で、薄切りで脂身多めで固さがありました。
あと、塩気が足りなかったので塩を少々かけて食べました。
他のおかずは酸・甘だったので味にメリハリがありました。
ほうれん草のお浸しには、カリフラワーも含まれていました。

画像5


(6)牛肉のデミグラスソース煮
茄子とピーマンの肉みそ炒め
ささみとブロッコリーのカレーマヨネーズ
もやしと小松菜のナムル

ごはんでもいけるかな?と思いつつ、パンと一緒に食べました。
メインは「煮込み」というよりも「薄切りで脂身多めな牛肉にデミグラスソースをかけた」感じ。ソースはとろみ少なめ。自分の頭の中では脂身少な目の厚めの赤身肉を煮込んだイメージだったので、結構乖離がありました。
ブロッコリーにはそれほどささみが入っていませんでした。
あと、食材被りがありました。(メインとサブ両方に牛肉薄切り、ブロッコリー有)

画像6

3.まとめ

以下、全て食べた後の総括。

(1)ブロッコリーとカリフラワーに飽きてくる
両方とも嫌いではないのですが、入っている率が高いので…。

(2)牛肉の仕様がnot for me
牛肉は調理方法や味付けに合わせて部位や厚みを変えたりしておらず、一様に「薄切り・固め・脂身が多め」という仕様らしきところが気になりました。自分がイメージしている「おいしい牛肉」ではないです。(むしろそれ以外の食材のほうがいいかもしれない)

(3)パン向けメニューが多い気がする
これも自分の好みの問題になりますが、ごはんに合うおかずがもっと欲しかったです。魚介系を多めに頼んでおくべきだったかも。

(4)味や食材にあまりメリハリがない
食材は、ブロッコリーやカリフラワー以外にも茄子・ポテトあたりがレギュラー陣なイメージ。

総括すると、注文しやすいシンプルなシステムでおいしいメニューも時々ありましたが、あまり自分向きではなかったです。
継続するよりは、他のサービスに飽きたときにたまに再開して頼んでみようかな、という感じでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?