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娘に浴衣を着せてみた

◎他装の稽古について

2024年の目標でも書いていたとおり、他装の稽古を地道に続けている。
通っている着付け教室の生徒が増えてきてしまい、あまり教えてもらえないということがあったが、先生方の計らいにより、マンツーマンレッスンをしてもらえるという破格の待遇をしていただいている。

ただ、残念ながら、先生の都合により教室が7月で終わりになってしまうこととなった。残り少ない時間を有意義に活かしたいと思っている。

◎オタク、浴衣を買う

今まで他装はトルソー(マネキン)相手だったが、ついに娘に浴衣を着つけてあげられる機会がきた。

なんと、お義母さん出資のもと、横浜タカシマヤで浴衣、兵児帯、髪飾りを購入できることになったのだ。そして、タイミングのいいことに、5/30に私が住む逗子で大きな花火大会がある。デビューの舞台として最高である。

買った浴衣には付紐がついていた

子どもの浴衣は初めてだったので、付紐があったのに狼狽し、「なんだ、この紐は…!」と焦ってググったりひと悶着あったのはここだけの秘密だ。

◎初めての生身の着付け

通常、子ども用の浴衣は付紐を結ぶだけで着付けが完了のはずだが、今回買った浴衣は娘には丈が長いため、大人の女性用の着物と同様に着付ける(=おはしょりを作る)必要があった。

改めて着付けを習っていてよかったと思った次第だ。次の稽古日に先生に写真を見せようと思う。

色白の肌に映える、紺色の生地×花火の浴衣
フリルが華やかな兵児帯
我が家の見返り美人さん

◎和装の力(ちから)

当初、浴衣を着せるのに熱を上げる私に対し、冷静な娘だったが、すれ違う人に「花火柄の浴衣、可愛いね」と声を掛けてもらえたことによりご機嫌に。私は「ごらん、これが和装パワーだよ」とほくそ笑んだ。

また、浴衣姿の娘の写真をお義母さんに送ったところ、大層喜んでくれた。
「中学生になったらまた買ってあげるね」とのこと。まさに絵に描いたようなWIN-WINである。これからもタイミングがあれば、どんどん娘に浴衣を着せてあげたいと思う。

テクニカルライターをするかたわら、趣味の着物やオタ活をしています。