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Kojiki-Japanese myths 4

【※この話はSYROという語り部の話をSyromidという平凡な
主婦がかきおこしています】


「さーて、今日もさくさくかいていくかー」
「ああ……めんどくさ……」
「何言ってんだ。お前も好きなんだろ?」
「ただでさえ2歳児育児が大変なのに……ううう」
「お前もほぼワンオペ育児で大変だよな。大丈夫、
俺はちゃんと見てるぜ?見てたら結構手、抜いてるけど……」
「SYRO……」
「※※子……」
「本名はやめて」
「しかしお前、これ自分でかいてて虚しくなんねーの?
可哀想な主婦だな」
「ううう……」


えっと前回でオノゴロ島って出てきたじゃん、淤能碁呂島。
おのずから凝り固まってできた島ね。その島に
イザナキとイザナミが天降ったのよ。ほんで天の
御柱っていうの建てたの。あめのみはしら、ね。
でかい柱なんじゃないの?八尋殿に見立てたんだって。
やひろどの。広い大きな家ってことだ。新婚のための
婚舎だね。こっからがエロいよ。
イザナキが言ったんだ。


「君の体はどうなってるの?」


って。そしたらイザナミはこう答えた。


「私の体は成り成りて成りあわないところが
一カ所あるの」

ってね。


つまり……わかるだろ?
イザナキは言った。


「僕の体は成り成りて成りあまってるところが一カ所
ある。じゃ、この余ってるところを君の成りあわない
ところにさし塞いでさ、国土を生んでみようと思うよ。
どっかな?」
「いいよ♥それなら私とあなたでこの天の御柱を行き
巡り逢ってSEXしよ♥」


そして二人はヤッたんだな。エロいねー。
ただね、最初にイザナミが言ったんだ。


「ああ、いい男♥」


ってね。で、イザナキも言った。


「いい女だな……」


って。イザナキは言った。


「女が先に言うなんて良くないな」


だって。そんでね、水蛭子……ひるこ、ってやつが生まれた。
言わば奇形だね。二人はこの子を葦船に乗せて流してしまった。
次に淡島ってのが生まれた。これは所在が不明の島だ。
これもね、二人は子どもとは認めなかった。
神話って結構残酷だよね。俺は女から誘ってもらって全然OK
だけどさ。


次はねー大八島の生成編だよ。大八島ってのは日本の古称だ。
淡路、伊予 (四国) 、隠岐、筑紫 (九州) 、壱岐、対馬、佐渡、
大倭豊秋津島 (本州) の8つの島から成る。
大倭豊秋津島は「おおやまととよあきづしま」ね。
ほかのは結構読めるだろ?じゃ、次からがまた面倒だから
またね。これかいてるやつが文句言ってんだよ。
俺は好き勝手に喋ってんだけどね。


「はあ……めんどい……新約聖書も現代訳してんのに……」
「何言ってんだよべつに需要もねーのに。
趣味でやってんだろ?よくやるよね、こんなこと。カネにも
なんねーのにな」
「い……いずれ出版されるもん……もしくは漫画化……」
「オメーの創作でもねーのによく言うな。オメーはただ単に
古事記をポップにかいてるだけじゃん。誰にでもかけるぞ?
こんなん。夢見がちだよねー〇〇歳のくせに」
「と、年はやめて」
「可哀想なやつだよな、お前って」
「ううう……」


「お前今回の画像……」
「どこまでもクリアで透明で茫漠としていて
切なくもどこか乾いていてエモーショナル……」
「厨二病かよ、〇〇歳のくせに」
「年はやめて」



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