風の日
僕は君のことばかり考えている
君の心臓の音を聴きたいとか
逢いたくて逢いたくて震える、なんて
歌だけの話かと思ってた
こんな気持ちは初めてなんだ
「宇宙がひっくり返るくらい好き」
これは君が言った言葉だけど
僕だっておなじことを想っている
いつからだろうね
予報はずれの雨にように
いきなり恋は降ってきた
僕は傘なんて持ってなくて
びしょ濡れのまま駆けていく
君が好きだ
こんなにも嘘のない想い
この気持ちは何処へ辿りつくのだろう
到着点なんてわからなくて
ただ君のことが好きで
季節は移ろって流れて
強い風に吹かれている
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?