SOBGIT2s 16 Ryo ×Aoi

「あん♥あん♥あん♥あん♥あん♥あん♥あん♥あん♥」
「……まだやってる」
「あ〜スイお帰り。うっ出ちゃった」
「4回目だね〜♥」
「もっかい出来ますよ」
「いいよ〜♥ あ、スイお帰り〜♥ アイスあった?」
「……うん」
「やんまたかたくなってる♥ しゅごいね♥」
「若いですもん」
「あんおっきい♥ ねえ殴ってもイイんだよ?♥」
「だーめ。こんな可愛い顔殴れませんって。アオイさんは仕事で充分されてるんじゃないんですか?」
「好みのSなんだもん♥」
「俺、べつにSとかじゃないですよ?」
「開発したげるから〜♥ あ〜んでも普通のセックスもしゅごいね♥」
「アオイさんのここも気持ちイイですよ。スイも最高だけどアオイさんもイイな。さすが姉弟。顔もそっくりだし」
「や〜んイッちゃいそう♥ あん♥ あん♥ あん♥ あん♥ あん♥ あん♥ あああああああああああああああああんっ♥」
「…………」
「は〜……最高……♡ あれ、スイあんた一人でアイス食べてる」
「なんかAV観てる気になってきたよ」
「あんたも勃起しちゃった?」
「いやー……」
「あーアオイさんって最高だな。スイ、お前もする? 3人でしようか」
「…………」
「あっ何? 神妙な顔して。さては妬いてるな?可愛いね、お前」
「……妬いてないもん」
「スイって意外にロマンチストなんだよね。ノートに詩かいてたし」
「み、見たの!?」
「リビングに置きっぱなしなんだもん。あたし覚えちゃった、暗記得意だから。え〜とグッドチューニングとバッドチューニングのギターで 出鱈目な不協和音を掻き鳴らした六弦の音色は闇に響いては 残響と共に消え去ったアルペジオで 君の好きな歌を奏でるよ、だっけ?」
「ああいい詩じゃん、かっこいいな」
「や、やめてよ」
「こんなのもあったよね、どうかもう泣かないで 瞳から流れるgreen river雲になって雨になって虹が架かり花は咲くから」
「……何で完璧に覚えてんだよ」
「あたし映像を一瞬で記憶出来るのよ、天才だから」
「アオイさんって凄いな〜」
「六弦が奏でる音色が 胸の奥まで浸透して
何故か遠い記憶 呼び覚まされそうになる
いつか君とした約束 果たせないまま
僕達は大人になって 離ればなれだね
まるで違う銀河にいるみたいだ もう届かない
End of a Holiday……」
「も、もうやめてっ」
「スピードあげて僕達は走り出した 
鮮やかに色を変えた傷だらけのストーリー
ああ君となら何処までもゆける 
繋いだ指先をもう離さないで」
「やめてよ!」
「スイって可愛いな〜」
「ううう……」

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