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Kojiki-Japanese myths 7

 やあ、この話の語り部、SYROだよ。今回は大八島の生成の話をする。古事記の概要は5話目を見てね。毎回読んでいるやつなんていないだろうから説明するとね、俺の話をSyromidってやつが書き起こしてんの。Twitterもやってるらしいよ。そこまで相互フォロワーも多くないし、いいねなんかもそうつかないんだけどね。うけるよな〜。


 えっとね、イザナキとイザナミは話し合ったんだ。


「いま生んだ子どもって良くなかったな。天つ神のところへ行って報告しよう」


 って。あまつがみ、ね。古事記の一番最初に高天の原にあらわれた最高神だ。で、すぐに一緒に高天の原に上ったのな。たかまのはら、ね。
 んで天つ神は太占で占ったんだ。ふとまに、って読む。古代の卜占の一種だ。卜占はぼくせん、ね。占いのことだよ。雄鹿の肩甲骨を焼いて
それにあらわれる割れ目の模様によって吉凶を判断するんだ。朱桜の皮で焼くらしいよ。いろいろと決まりがあるんだな。
 天つ神は言った。


「女が先に声をかけたのがよくなかった。また還り降りて改めて言え」


 って。なんで女からだと駄目なんだろうな? 俺は全然OKだけどな。まあ占いでそう出たからにはしょうがない。土俵に女が上がれないとかいう話もそうだよ。差別云々よりそういう世界だからしょうがないんだ。まあこれは長くなるからおいといてね。


 だからね、またイザナキとイザナミは地上に帰った。で、天の御柱を前と同じように廻ってね。で、イザナキが先に言った。


「うわあ……いい女」


 って。イザナミも言った。


「あ〜イケメン」


 ってね。そんでSEXしてできた子どもはね、なんと淡路島。次に四国。
 この島は胴体はひとつで顔が4つなんだって。これはねー、ケルビムって天使も顔が4つなの。なんか関係あるのかな?
 旧約聖書の創世記3章によると主なる神はアダムとエバを追放した後、命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともにケルビムを置いたという。へ〜って感じだろ。
 阿修羅なんかは顔が3つだよね。阿修羅は仏教の戦闘の神だ。古事記は日本神道で旧約聖書は中近東で仏教はインド由来だ。面白いよね。


 で、そうそう四国はね、顔ごとに名前があるの。伊予の国は愛比売、エヒメ。讃岐の国は飯依比古 、イヒヨリヒコ。阿波の国は大宜都比売、オオゲツヒメ。土佐の国は建依別、タケヨリワケ。


 次は隠伎の三子島を生んだ。別名を天之忍許呂別、アメノオシコロワケだ。


 次は九州だ。筑紫島、ツクシシマね。この島も体が一つで顔が4つ……ん?


「ちょい、ちょい待ってSYRO。かくの疲れた」
「何言ってんだよ大体コピペのくせによ」
「だ、だるい。コーヒー飲ませて」
「しゃーねえなあ。だからオメーは大成しねーんだよ。小人閑居して不善をなす……」
「う、うるさい」


「写真は渋谷西武近く山手線のガード下のトンネルなのか」
「かっこいい」
「お前もいつもガード下にいるようなもんだよな」
「やかましいわ」


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