タイム2秒短縮に成功!?パーティレース北日本サポート

どうも。4/9、4/10と菅生に遠征してたShiriNです。
僕自身はマツ耐への参戦だったのですが、お友達の冨田選手が僕の33号車をレンタルしてのパーティレース参戦だったので、そのサポートもしてました。今回のnoteはレースサポートの振り返りです。

4/9合同テスト!タイムアップへの戦略立案

レース前日に合同テストとして、冨田選手に30分×2枠のテスト走行が与えられました。この2枠を使っていかに効率よくタイムアップできるか、事前の戦略立案がひじょーに大事です。
冨田選手の走行枠の間で、ちょうどマツ耐の練習走行枠としてShiriNがドライブすることができそうだったので、冨田選手走行→ShiriN走行→ログ&車載チェック→冨田選手再走行とすることに。
ん~。これ僕が冨田選手のタイムを上回ること前提だよな・・・。一年ぶりの菅生だけど大丈夫かしら…。

冨田選手1枠目!タイムは1'51.7

10時10分から冨田選手のテスト走行が始まりました。
冨田選手が菅生を走行するのは、去年のPR最終戦以来。
感覚を思い出すように、徐々にペースを上げます。
1本目のベストラップは1'51.7。

画像1

ShiriNの練習走行!タイムは1'49.1

10時50分、ShiriNの走行がスタート。
ShiriNが菅生を走るのは去年4月のマツ耐以来と1年ぶり!
しかも去年は完全出荷状態のNDでの走行でしたので、ほぼ初笑。
なんとか勘所をつかみ、SPアウトでミスするも1'49.1をマークしました。

車載動画とAIMを使って分析分析~♪

さて。前提となる冨田選手のタイム超えは果たせたので、ここからレクチャーです。冨田選手に走行の感触を聞くと、「オーバーで攻めきれなかった」とのことだったので、ストレートで差が出てるだろうなあ…と予想。この予想をもとに、AIMのログを使ってどこで何秒差がついてるか分析します。

ログチェックの結果、4コーナー~ハイポイントで1秒弱、レインボー~馬の背で0.8秒、最終コーナーで0.4秒差がついていました。やっぱり、コーナーの立ち上がりがタイムにモロに影響する部分ですね。

画像4というわけで、まずはレインボー~馬の背をチェック。ストレートエンドの車速を見ると、僕と冨田選手で5km/hも最高速が違います。(黒がSiriN、赤が冨田選手です)

画像6

このタイミング(レインボー立ち上がり)で同じ速度なのに、そこからの伸びが違いますね…。ということは、回転数が違う?アクセル踏めてない?アクセル開度のグラフも見てみよ~。

画像6

んー。踏み始めは同じタイミング(ちょっと冨田選手の方が早い)けど、開けられてないですね…。ということは、車の向きが変わってない?
さて、ここまで分析してから車載動画をチェックしてみます。漫然と見ても意味ないですからね。


脱出の方向に向くのが、コーナーのかなり奥になっています。これじゃアクセル踏めない…。(著作権の都合で車載出せません…。ごめんなさい)
原因は、イン側への寄せが早すぎること!入口で一気に向きを変えて、出口に向けてアクセルを踏めるのがベストですが、インに寄りすぎてキツくなったRではそれもできません…。

4コーナーも同じじゃないの?と思ってみてみると…。ビンゴでした。
コーナー出口までステアが残ってアクセル踏めてません。4コーナーからハイポイントまではひたすら急な登りなので、4コーナーの失速はハイポイントまで影響します!この2箇所で相当タイム稼げそうですね~。

さて、これらを冨田選手にお伝えし、車載動画を入念にチェックしてもらいます。入口で一気に向きを変えるイメージを刷り込んでもらって・・・。もうひと枠の練習走行を経て、さて、予選のタイムは・・・?

大幅にタイム更新!

画像2

1'49.2!なんと2秒以上更新です!
予選は練習と違って路面もタイヤも冷えてたとはいえ、2.5秒のタイムアップは素晴らしいですね!
レースサポートとして最大限の貢献ができたので、ShiriNも大満足です♪

決勝レースも頑張った!

決勝は21番手スタートの20番手フィニッシュ!
順位変動がなかったわけではなく、抜いたり抜かれたりレースを楽しんだみたいです笑
あとはドッグファイト慣れだねぇ。

画像3

冨田選手の今度にご期待ください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?