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ねぎまねぎまレバー

ねぎまねぎまレバーを引いてみましょう。水が沸いて、お湯になり、きっと本八幡からはずっと森下ですね。千切れそうな紙の真ん中に書かれた"豆"は、まもなくそのトメハネハライだけを残して風に舞い、大きなエスカレーターの上でリズムに乗って、下におりるのです。由美子がきっとそれを見て「そうだ、豆の中だったわ!」と言うでしょう。彼女はイソフラボンの所在を忘れていた頃ですから、これは思いがけない閃き、と言ったところでしょうか。まんべんなくモップを飾った壁はいつでもわたしたちの目の前に現れますから、何も恐れることはありません、わたしたちは手垢を載せた掌を当てて、迸るホニャララにニャラホれば忽ちホニホニオ、オ、ホニホニオ!難しいことはありません。わたしたちの近くにはいつだってこのような奇跡と称されるものがあるということだけです。こんなところで話していても雨に濡れるだけですから(霧雨、結構濡れました)、鳥に帰属しましょう。ねぎまねぎまレバーを引いて……水が沸いてお湯になり、本八幡からはずっと………そうです、森下ですね……ここからは新しい……ニャラホレバーを曲げに曲げて結いに結って、そうしたら……ホニホニオ、ホ、オニオニ!ニニオニオ、オニオン、ニオイノンノ!蠢く手順をものともせずこなした暁に、わたしたち湿地に立ち鷲タッチ和紙タッチ。さあ、いかんなく触れましょう!

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