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夏めくカムイワッカへ

※こちらの記事は2021年6月30日のブログから移行したものです。

こんにちは!スタッフの武山です。

気温が上がり、夏さながらの陽気の日も増えてきました。

畑の小麦が見るたびにぐんぐん成長していたり、道端の草花が生い茂っているのを見て、これから来る夏への期待が高まる今日この頃です。

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さて、私が知床に移住して早3か月、ずっと行きたいと思っていたカムイワッカ湯の滝に行ってまいりました!

今回はそこでの体験をご紹介いたします。


カムイワッカ湯の滝は、知床硫黄山から湧き出る温泉が川に流れ込み、川全体が温泉のようになっている景勝地です。

湯の滝へ向かう道路(知床公園線)は冬の間閉鎖されており、今年は6月1日~10月3日の期間で開通しています。


細い砂利道に木々が覆いかぶさり、時々その間から海が見えるといった道中の景色から、世界遺産知床に来た!と感じることができます。

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ここで覚えたての豆知識。

カーブの多いこの道にはカーブミラーもたくさんあります。

よく見るとミラーの下に数字があるのがわかるでしょうか(写真は19)。この数字は湯の滝に向かうにつれて数が小さくなっており、場所を示す役割があります。

もし道の途中で何かトラブル等に巻き込まれた場合は、近くのカーブミラーに記載されている番号を伝えると、場所を把握して助けに来てくれたりするそうです。

行く際はぜひ、カーブミラーにも注目してみてくださいね!


砂利道に揺られること30分ほど…、カムイワッカ湯の滝に到着です。

車を降りた瞬間から、セミの声と滝の流れる音が聞こえてきます。

実は6月中に2回訪れている私。

どちらの日も晴天で、一気に気分が夏へと切り替わりました。

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装備を整え、いざ湯の滝へ。

温泉を肌で感じたい方はかかと固定サンダルなどがおすすめですが、水質が強い酸性なので、肌の弱い方は長靴などが良いと思います。

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水温は思ったよりもぬるめ。

最初はおっかなびっくりで進んでいましたが、少しずつ慣れていきます。

滝の中を歩く際のコツは、水の流れがあるところを歩くことだそう。

川辺などの水の流れがなく湿った部分のほうが滑りやすいので、流れのあるところをしっかりと踏みしめながら進みます。


少し上ると一の滝が登場。

滝はもちろん、滝つぼも日の光が入ってきれいです。

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現在一般人が入ることができるのは一の滝の上までですが、一の滝を上った後の達成感はひとしおです。そのあと下る際はなかなかスリリング。皆さんもけが等に注意しながら挑戦してみてくださいね。

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一の滝の上はこんな感じ。奥のほうに立ち入り禁止のロープが張られています。

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流れる温泉を肌で感じたり、周りの自然に癒されたり、滝の音やにおいを楽しんだりと満喫することができました!

「温泉の流れる滝の中を歩く」という体験はなかなかできることではないと思うので、知床にお越しの際は、ぜひ行ってみてください!


また、カムイワッカ湯の滝周辺では、野生動物たちが普通に暮らしています。生活の場にお邪魔しているという気持ちも忘れずに、周りを観察してみると出会いがあるかもしれません...。

私は帰路で子ぎつねたちに出会いました。

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カムイワッカ湯の滝への行き方(交通規制されている場合があります)や注意事項などは知床自然センターのWebサイト知床斜里町観光協会のWebサイトで詳しくご覧いただけますので、そちらも事前に確認して訪れてみてくださいね。


これから本格的な夏となっていきますが、新型コロナにも気を付けながら楽しんでいけると良いですね...。