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知床の「人」紹介vol.1~遠距離を経て斜里町での暮らしが始まったふたり

※こちらの記事は2021年4月28日のInstagramより引用・再編集したものです。

斜里町役場の商工観光課で働く小針崇哉さんと、斜里町内の薬局で働く若原葵さん。
とてもあたたかい雰囲気のおふたりに話を聞いてきましたので、ご紹介いたします。

小針さんは斜里町の生まれですが、学生時代は紋別で過ごしてきました。
若原さんは生まれも育ちも紋別市。
おふたりは同じ高校で知り合い、お付き合いを始めることになったそうです。

高校卒業後に斜里町役場に就職した小針さんと、札幌の専門学校に進学した若原さん。
斜里と札幌は車で6時間の距離。ふたりの交際は続いてはいましたが「この時期はほとんど会っていなかった」と振り返ります。
その後専門学校を卒業した若原さんは地元紋別で就職。以前より距離は縮まったものの、それぞれの町での暮らしが続きます。
この頃は、休日にはふたりの思い出の詰まった紋別へ小針さんが訪れ、一緒に過ごすことが多かったそうです。

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そして2021年春、転職を果たした若原さんがついに斜里町民になり、ふたり揃っての生活が始まりました。

商工観光課に勤める小針さんらしく、まずは知床で人気の観光スポットを案内したそう。
若原さんは「でも私、基本的にインドア派なんです」と笑って話しながらも「滝は好き」とのことで、特に、迫力満点のオシンコシンの滝がお気に入りになったようです。
他にも「カフェが好きなので、もっといろんなお店に行ってみたい」とも話してくれました。

若原さんの明るく優しい雰囲気には、町内の「green's cafe」がぴったりだなあと感じたのでおすすめすると、撮影後にさっそくランチをしに行ったそうです!

また、ふたりは学生時代に卓球部だったこともあり、今でも卓球をプレイしたり、観戦するのも大好きなのだそう。
「いい練習相手になるんですよ、お互い」と、卓球の話になるとふたりの声のトーンが少し変わり、楽しそうな様子が伝わってきました。

若いふたりの笑顔がこれからも絶えないことを願ってやみません。

斜里町でも、他の地方と同様に少しずつ人口が減りつつあります。
そんな中、若い世代の方がひとりでも増えたというのはとてもとても喜ばしいことです。

この地で新しく生活を始めた方にも、長く住んでらっしゃる方にも、知床を好きでいてくださる皆さまにとっても、「何か新しい楽しみを発見をできるような投稿」を今後も続けていきたいと思っていますので、楽しみにしていてください。

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▼2021年12月17日追記

小針さんと若原さん、2021年11月に入籍されました!おめでとうございます♡