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エゾシカコウボウカルぺ


ウトロ港近くに佇む、エゾシカコウボウカルぺ。
店内には鹿の角を加工した商品が所狭しと並んでいます。

1973年に木彫りのお土産品を作るところからから始まりましたが、建物内にはもともと、土産物店は飲食店など、カルぺさんを含めて4軒のお店が並んでいました。
現在も店内の天井には、その当時あった海産品店に飾られていた大漁旗もそのまま残っています。

創業者である齊藤三郎さんが亡くなられたのち、現在は2代目の有希さんがお店を受け継いでいます。
角の加工は有希さんが行っていますが、奥さまの麻紀さんも一緒にデザインを考えたり、革紐を編む作業を担当するなど、おふたりのアイディアと技術によって出来上がる商品はどれも個性があり、魅力的です。

他ではあまり見ない鹿角ツール類
上に乗っているフクロウはえんじゅの木を彫刻したもの
作業スペースは手作り。店舗横に加工場があります。

一口に鹿の角といっても、模様の多少や色の濃淡、匂いの違いなど個性さまざま。
この角はカッコイイと感じたり、どんな鹿のものだったんだろうと思いを馳せることもあるそうです。

毎年生え変わる鹿の角は再生や豊穣のシンボル。
厄を払い福を呼び込む縁起物としても扱われてきました。

知床へお越しの際はぜひお店に訪れてみてください。
品数の多さにきっと驚きますよ!

エゾシカコウボウカルぺ
斜里町ウトロ東
▶︎ https://goo.gl/maps/6dsn8qhmviqsovqU6


弊社サイトでも一部商品の販売取扱がはじまりました。
こちらもぜひご覧ください。
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