東京オリンピックが残したもの

こんにちは、白山大地です。
 2020年東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナの蔓延により、1年間延期されたものの、2021年、無事に開催されました。
 しかし、これでよかったのでしょうか?
 私は、拙著『コロナと病神の仕組み』(ヒカルランド)の中で、こう述べました。
 東京オリ・パラは、3度以上ミソが付いていると。一つは、国立競技場の設計の件、エンブレムの件、森氏の発現と組織委員長の交代です。そして、決定的なのが、新型コロナウイルスでした。大事なことは、天から、三度のお知らせがあるのです。この場合は、東京オリ・パラの中止です。
 しかし、当時の首相の安倍晋三氏は、中止ではなく、1年延期を決めました。
 そして、拙著では、「東京オリンピック・パラリンピックを菅総理が強行すれば、日本国民にとって大きな災いをもたらすでしょう」とも記しました。この原稿を書いた時点では、まだ、どうなるかは決まっていませんでした。
 さて、結果はどうだったのでしょうか?
 オリ・パラ自体は、日本人選手の活躍もあり、コロナ禍にあっては、それなりに盛り上がりもあって、成功だったかもしれません。
 しかし、裏では大きな問題が隠れていました。それは、ご存知の通り、組織委員会元理事・高橋治之容疑者などによる汚職事件です。これは、スポンサー選定を巡って便宜を図り、見返りを受けた事件です。
 この事件により、次に予定していた札幌五輪も、招致活動が下火になっています。
 そして、東京オリ・パラの開催の音頭を取っていた安倍晋三元首相は、なんと銃殺されたのです。さらに、安倍元首相から引き継いだ菅義偉前首相は、オリ・パラを開催することで、自らの長期政権の確立を図っていましたが、残念ながら短命で終わりました。
 安倍氏の殺害は、それだけで大きな事件と言えますが、私は、もしかすると、これで終わらないかとも思っています。
 天から、3回の警告があったのは、原発も同じです。1979年の米国・スリーマイル島原発、1986年チェルノブイリ原発、2011年福島第一原発と大きな事故がありました。他にも事故はいくつも起きています。
 日本が、今後、再び原発を新規増設すれば、再び災害が起こるのは目に見えています。一日も早く、脱原発に大きく舵を切るべきでしょう。


 

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