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マスターデュエル︰幻影騎士団について

初めましての方は初めまして、しらっくすと申します。
今回はマスターデュエルで使用している「幻影騎士団」のデッキについて書いていきたいと思います。
過去の構築や、他のタイプの構築についても触れながら書いていきますので是非ご覧下さい。

1.幻影騎士団とは

まずは幻影騎士団とはどのようなデッキなのか紹介していきます。
このデッキは、それぞれ墓地で発動する効果を持っており、その効果を駆使して展開をしていきます。
アニメ遊戯王ARC-Vではユートというキャラクターが使用しており、「幻影騎士団は倒れない!」のセリフが有名です。
(「デュエルで笑顔を…」の方がネタにされてて広まっていますが…)
幻影騎士団はレベル3モンスターを主軸としており、墓地利用を行うことから、登場当時は「彼岸」と手を組み「幻影彼岸」のデッキタイプで活躍していました。
その後、リンク召喚が実装され、彼岸新規「彼岸の黒天使ケルビーニ」が登場してからは、「NO.86 H-Cロンゴミアント」を主軸とした先攻制圧タイプが活躍しました。
更に時は流れ2021年9月環境では、「アラメシアの儀」「D-HEROデストロイフェニックスガイ」の登場で再び環境に舞い戻りました。

さて、そんな幻影騎士団ですが、マスターデュエルの環境は勇者ギミック未登場、憎きVFD制限の環境で、幻影の構築としては「ロンゴミアント」のタイプだった時代です。
今回は前述の通り自分の構築と別タイプであるロンゴミアント型について書いていきます。

2.ロンゴミアント型について

まずはサンプルレシピです。

目指す盤面は、「未来龍王ホープ」+5素材以上の「ロンゴミアント」です。
ロンゴミアントは4素材以上ある場合に、相手の召喚特殊召喚を封じる効果を持ち、更に3素材で他の効果を受け付けないため、決まればほぼ勝ちが決まるカードです。

しかしながら、OCGと異なり、一本勝負であり、デッキの性質上展開や妨害として使い辛いカードが複数枚採用されているデッキであることから、常勝することが難しいと考えました。
ここで言う使い辛いカードとは、被った際に死に札となりやすい「抹殺の指名者」や、素引きしてしまうと特定の条件下でしか使用ができない「彼岸」パーツが該当します。

とはいえ、決まれば勝ちのロンゴミアントがいるのだから多少の事故や死に札の可能性は大目に見るべきだとも考えられます。

3.初期に使用していた構築

以下は、大会等で使っていた構築です。
直近だと、オグイベントCS 予選6-0通過、ベスト4
の戦績を残すことが出来ました。


この構築はロンゴミアントによる先攻制圧は無いものの、「幻影騎士団ラスティバルディッシュ」+「未来龍王ホープ」+「ヴェルズナイトメア」+「幻影霧剣」に加え、幻影騎士団の強みである墓地リソースをふんだんに確保する事を最終盤面としております。
これだけ聞くとロンゴミアント型も幻影リソースは確保されているため、大きな利点は無いように見られます。
ですが、ロンゴミアント型に挙げられた死に札になりやすいカードを不採用にしており、先攻後攻に関わらず対応力を上げた構築に出来ているのが強みです。

構築の趣旨としては、流行りの展開系の「ドライトロン」や「電脳堺」に対抗するための手札誘発を採用しつつ苦手な対面である「エルドリッチ」用に、「ツインツイスター」等の魔法罠に触れるカードを複数枚採用しています。
特に後者は重要で、シングル戦のこのゲームでは理不尽な罠カードに負けることも少なくないため対策カードは可能であれば採用したいです。

4.最新の構築について

今現在は以下のような構築を使用しています。
まだ調整中の部分はあるのでこれから採用札が変わる可能性はありますが一先ず紹介します。

今回新たに閃刀ギミックを採用しました。
このギミックに関しては、友人のクトラ(@takatoratheend)に教えてもらった物です。
このギミックの強みは以下の物が挙げられると考えます。
1.1枚でリンク2の闇属性を作ることが出来る
「ホーネットビット」1枚からカガリ→ビット→ジークと闇属性のリンク2を作ることが出来ます。
また、ジークの素材が閃刀姫モンスターを含むモンスター2体なのでカガリ+適当なモンスターでジーク、ジーク+ビットでラスティバルディッシュに繋げることが出来るため、闇属性モンスターが無い状態から幻影モンスターに触ることもできます。

2.召喚権を使わないリンク2
内容が被る部分もありますがビットからカガリ→ビット→ジークまたは、カガリ→ビット→トロイメアフェニックスとモンスター除去と魔法罠除去をそれぞれ召喚権を使用せずに行うことが出来ます。
これにより、相手の妨害を踏み、アーゼウスを通すことで相手の盤面を返すことが出来ます。

特に1が重要で、シングル戦の性質上事故=ゲームの敗北になるので、妥協展開になるとはいえ、妨害を置きやすくなる点は非常に優秀です。

5.採用カード紹介

ここからは最新の構築の採用カードについて紹介をしていこうと思います。

(1)メインデッキ

幻影騎士団ティアースケイル

OCGでは制限カードとなってしまった最強のメインモンスターです。
手札をコストとし、任意の幻影カードを墓地に送れて、尚且つ墓地にいる時に他の幻影カードが除外されると蘇生できる化け物です。
そりゃ制限にもなります。
このカードの蘇生を阻止しようと妨害を打ってくる人が多いため、手札に浮いている幻影カードがある場合には先に効果を使用して、幻影罠を墓地に送って置くことで蘇生に対する妨害(墓穴の指名者やDDクロウなど)を回避することが出来るので手札次第で対応しましょう。
3枚入れない理由が無いので3枚採用です。

幻影騎士団サイレントブーツ

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