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【漫画メモ】虫けら様(秋山亜由子)

タイトルから分かる通り、虫を題材にした短篇集です。独特の緻密な絵が凄い!近藤よう子先生との対談もあります。たしかに両先生の作品、雰囲気似てるかも。数話のみ、あらすじと感想を少し書いておきます。

瓢箪虫
ある法師の庭先に瓢箪が実をつけた。茎には小さい実のようなものがあったが、それは実ではなく虫の繭だった。虫は瓢箪の身に穴を開け、そこに住みだした…

見方によっちゃ気持ち悪い話…

山の幸
父がツキヨノ様(神棚)の中の何かを食べてから、夜中どこかへ出かけていく。不審に思った兄弟がこっそり跡をつけると、父は山でキノコを取っていた。父に見つかった兄弟は怒られるが、兄弟も父が何をやっているのかと質問した。と、父親の食べていたツキヨノ様の「あるもの」を兄弟に差し出し、「食ってみろ」と言う。それはツキヨタケという毒キノコだった…

幻想的な話。吉田戦車のきのこのキャラ(しいたけ)を思い出した。

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