【漫画メモ】畳捕り傘次郎 3 雪の章(小島剛夕/小池一夫)
作:小池一夫、画:小島剛夕
最終巻です。途中までのあらすじと、ネタバレ有りの感想を書きます。
第十二話 他人ごっこ
名主の男が遊女の小雪と結婚した。ところが、小雪は以前好きだった男が死んだ後、尼になったつもりでいたことを名主が知り、離縁してしまった。夫婦は他人ではあるが、そんな簡単に別れられるものなのか?傘次郎と新子は正月の間、"他人ごっこ"をして試してみることに…
第十三話 新子に刺青入れした男
刺青をした女の死体が上がった。女の身元が分からず、この女に刺青をした者を探すことに。腕のいい女彫りとあれば、特定しやすいはずだ。しかし、女彫りを探す過程で、新子に刺青をした男も解るのではないかという懸念があった。なにしろ女彫りと客の女は何か月も"裸の付き合い"が続くわけで…。傘次郎と才蔵のそんな会話を偶然聞いてしまった新子は…
女彫りって…そうなんですか?
第十四話 老母草
母親を殺した罪で処刑されることになった女。母親は病気で「早く死にたい」と言うから殺したと言うが、首斬り朝は老母草を女に見せ…
処刑の短編。
第十五話 死紙兜
かぶと屋で殺しがあった。夫婦が出かけてる隙に子守りと番頭が殺され、夫婦の息子の松吉も連れ去られた。金目当ての犯行のようで、身代金を請求する書置きが見つかった。指定の場所にお金を埋めに行くが…
推理モノっぽい話。兜を欲しがって値切っていた男は犯人とは無関係でした。松吉を発見したときに被せてあった紙かぶとは、かぶと屋の主人が被せたものなのか?
第十六話 傘と合羽と
松吉を育てることにした傘次郎と新子。
短編。15話の後日談的なイイ話。
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