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【漫画メモ】ガラスの城 1(わたなべまさこ)

この版で全5巻あります。1巻の途中までのあらすじと感想を。ネタバレ有りです。

あらすじ
ロンドンに16歳の双子の姉妹がいた。姉・イサドラは美人だが高飛車。妹・マリサは優しく純情な女の子。昔からイサドラはマリサに敵対心を持ち、マリサの持ってるものは何でも欲しがった。マリサのボーイフレンド・デュークもイサドラに取られてしまった。
2人は家の近くのストラス・フォード城を「ガラスの城」と呼び、あそこで暮らすことを夢見ていた。あるとき姉妹の母親が事故死。残された手文庫には、マリサはあのお城に住むストラス・フォード伯爵の令嬢だと記されていた。今これを見たのはイサドラだけだ。この事実を隠し、イサドラは自分がその令嬢だと言い、城に入場した。イサドラは城の伯爵に歓迎され、幸せな日々を送る。そして伯爵は、イサドラと一緒に育ったマリサも城に呼び、イサドラを支えるように言うのだった。しかしイサドラは面白くない。なにかとマリサを悪者に仕立て、伯爵への印象を悪くするのだった。しかしそれでも、マリサのイサドラへの愛は変わらず、また伯爵もマリサへの愛は変わらなかった。あるとき、伯爵の亡くなった妻・フランソワにそっくりな、ガレットという女性が見つかった。彼女は記憶を失っており、過去のことが思い出せずにいた。伯爵は彼女をイサドラとマリサの家庭教師として呼んだ。正体がバレるのではないかと恐れたイサドラは、フランソワを追い出してしまうのだった…

乗っ取りモノです。イサドラの嫌がらせが陰湿で壮絶!これは…昼ドラの世界…!イサドラの母・ミルズは召使いですごく性格いいのに何故!?物語のトンネルってやつですか…これは読んでてイラつく!w

イサドラによって悪者に仕立て上げられたマリサですが、それでもマリサを悪く思わないどころか、心底愛してる感じでどんだけ~~。伯爵も、一瞬マリサを叱ったりするんですが、翌日にはケロっとしてマリサを愛してるのは変わらず、この人たちのメンタルどうなってんのww

序盤に出てきたデュークは、あっさりマリサを裏切っておいて、その過ちに気づくとまたもあっさり自殺。おいおい…

イサベラは伯爵家に住むようになってから、金持ちぼんぼんやリヒテンシュタインの皇太子とも親しくなり、伯爵家スゲーです。

少し補足しますと、伯爵の妻・フランソワは、召使いのミルズ(イサドラの母)の元にマリサを残し、伯爵に会いにインドへ行くが、飛行機事故に遭って戻ってこなくなったということです。つまり、生死不明の状態であると。また、都合よくフランソワには遺伝性の病気があり、それが娘にも遺伝してるはずで、イサドラは本当は娘ではないとバレるのではとドキドキするわけです。

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