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【読書メモ】恋愛下手な私が本命彼氏を捕まえた31日(上野)

概要と雑感など。

概要
独身で28歳、彼氏がいたことのないお嬢様の元に、ある日突然現れた羊の執事。よく見るとそれは、子供の頃に買ってもらった羊のぬいぐるみの"セバス"だった。セバスは人間の姿になり、お嬢様に「つがいを作ってほしい」と懇願する。そして、お嬢様に彼氏を作る方法を手取り足取り指南するのだった…

ヒツジのシツジって…早口言葉!?

ラブホの上野さんの本です。上野さんの悩み相談の回答がいつも秀逸すぎて感心してるので、この本も読んでみました。

タイトルから分かる通り、彼氏のいない独身女性向けに、彼氏を作るノウハウを小説仕立てで教えてくれる本です。でも、彼氏が欲しい女性以外が読んでも普通に楽しめると思います。

最初のステップが、自分を恋愛モードにすること。特別好きな人がいなくても、周囲の人で良さげな人を「好きな人」に設定してしまうっての。なるほどね。しかし次のステップは、外見を変化させること。すなわち、コンタクト、アイプチ、ピアス、髪のカラーを変えること。おおお、これはハードル高そう。

あと、話題が尽きたときは議論を吹っ掛ければいいってのは響きました。議論って別に社会情勢を云々するわけではなく、きのこたけのこ論争レベルの軽いのでいいみたいです。これも上野さんの言葉だったと思いますが、雑談というのはわりかしレベルが高く、議題が決まってる方が喋りやすいそう。言われてみればたしかに。

女性が男性に「おごってもらう」のではなく、「おごられてあげる」っての、プロ奢ラレヤーさんみたいです。んー、「おごらせてあげる」が正しいのか?微妙にニュアンス違う??

そして最後はちょっと感動的。こういうのの男性版も読んでみたいものです。

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