【漫画メモ】たんぽぽさんの詩 5（西岸良平）

いきなり最終巻シリーズ。（5巻が最終巻です）

全54話で、一話完結モノ、数話完結モノ、様々です。一話のページ数は4ページで、コンパクトにまとまってます。最初の方の数話完結モノのみ、あらすじと感想を書きます。ネタバレ有りです。

慎平ちゃん初の海外ロケ

新人アイドル歌手、中森今日子の写真撮影ロケで、ハワイに行くことになった慎平。3週間日本を離れる慎平が、不倫や飛行機事故に巻き込まれないか心配するたんぽぽ（＝妻）。当日、飛行場まで見送りに来たたんぽぽは中森今日子を見かけるが、以前慎平が撮ったグラビア写真の彼女ほど美人ではなく、慎平の腕を見直すのだった。

やぶへびハワイ自慢

夫がハワイへ行ったことを友達に自慢すると、皆海外旅行には行ったことがあり、逆に話を聞かされる羽目に…

ショックなお出迎え

慎平を迎えに空港へ。何やら騒がしいと思ったら、ハワイ帰りのカメラマンが大麻所持で捕まったらしい。慎平のことかと心配するが、人違いだった。そこへ慎平が帰って来た。ハワイ被れした彼は、アロハシャツにサングラス、パンチパーマといった出で立ちで、たんぽぽにも夫だと分からなかった。ただ、ハワイ被れは半月も経つと失われ、元通りになった。

メチャ売れ！写真家

慎平がハワイで撮った写真集が発売された。無名の新人アイドルの写真集だし、大して売れないだろうと思い、ギャラ30万円を受け取った慎平。しかし彼女の人気は急上昇。写真集も売れ始めた。ギャラではなく印税にしておけば400万円もらえていたのに…。落ち込む2人の元に、新しい写真集の仕事の電話が舞い込んできた。

★全体的な感想

西岸先生の絵はほのぼの絵なのに、内容はけっこうミステリーなことが多いんですが、この作品は絵に見合ったほのぼの話です。タイトルにも「ほのぼの家族ものがたり」とありますね。いいですよ、ほのぼのは。